FTISLAND「本当の僕たちをまるごと見せるリアリティ番組が来る」(インタビュー)

□最近SBS MTV「カミングアウトFTISLAND」の撮影を始めました。どんな番組ですか?

(イ・ホンギ)本当の僕達をすべて見せるリアリティ番組です。韓国の番組でこんなことしても平気かな?と思うほど奇異な行動をしたり、悪口も言ったりします。会話が全部“ピー”処理されて放送されるかもしれないほどです。

□面白いエピソードがありますか?

(チェ・ミンファン)僕は家からあまり外に出ないで静かに過ごす方ですが、製作陣がいつも通りにしていろと言うので撮影している間中ずっと普段どおり一言も話さずコンピュータゲームをしました。

(ソン・スンヒョン)こないだ僕はシャワーする姿を撮られました。本当にトイレにまでカメラが設置されるとは思わなかったです。果たしてこれが放送されるかどうかは分からないですね。水位が強いので。

□先日チリ、メキシコなどのヨーロッパ-南北アメリカツアーを盛況のうちに終えましたね。

(イ・ホンギ)彼らは僕達が韓国で発売していない曲まですべて知っています。K-POPということで僕たちの公演を見ているのかと思っていましたが、その逆でした。ロックを本当に愛している方たちでしたね。

(チェ・ミンファン)音楽に対して改めて考えさせられたと思います。「冷めた態度ではいけない。」という気がしましたね。あと、不思議な経験もたくさんしましたよ。公演中に突然女性が下着を脱いでステージに投げました。子供の頃、TVやビデオで見ていたようなことを僕たちがしていましたね。

□FTISLANDの音楽は何だと思いますか?

(イ・ホンギ)カメレオン。メンバー5人全員が曲を書いているので、ジャンルがそれだけ多様なんですよ。たくさんの話をしたいと思うし、その分多様な音楽をしたいです。

(イ・ジェシン)僕たちがしたいこと。見方によっては利己的な音楽ですね。運が良いです。やりたいことをやってファンに愛してもらえますからね。

(チェ・ジョンフン)自由そのものだと思います。

(チェ・ミンファン)どこへ行ってもアーティストがストーリーのある音楽を作ることは、多くないと思います。だから僕達はすごくストーリーがある音楽を作りたいと思っています。音楽を聴いたら、その人の感情が伝わるような。そうゆう音楽をやりたいです。例えば事情が込められた音楽があるじゃないですか。ナオル(Brown Eyed Soul)先輩の「同じ時間の中の君」みたいな曲です。

(ソン・スンヒョン)どこに跳ぶか分からないし、色が本当に多いです。一言で表現できるピッタリな言葉はないぐらい自由奔放な音楽だと思います。

□今回の活動の目標は?

(イ・ホンギ)埋もれないようにすること。FTISLANDの音楽を広く知ってもらう。

(イ・ジェシン)こいつらも一生懸命やっているバンドなんだなと知っていただきたいと思います。

(チェ・ジョンフン)音楽をされている方に認めてもらいたいです。

(チェ・ミンファン)もちろん大ヒットを夢見ていますよ。でもこのアルバムをきっかけに、次も僕たちがやりたい音楽をやりながら認めてもらいたいです。

(ソン・スンヒョン)「FTISLANDが、こんな音楽もするの?いいね。頻繁に聞かないと。」と思える音楽。最近、韓国の歌謡界はHIP HOPかアイドルダンス音楽ばかりです。バンド市場はたくさん無くなりました。人々が楽器に興味を持ってくれたら嬉しいです。バンドといえばボーカルが花ではなく、ドラムやギターが花になることができるきっかけになったらいいですね。それがバンドの魅力ですからね。