イ・ビョンホンの妻イ・ミンジョン、彼女に向けられる視線の変化“同情から驚きへ”

女優イ・ミンジョンに向かった大衆の視線が少しずつ変わっている。

“50億ウオン脅迫事件”に関わった夫イ・ビョンホンとアメリカLAに留まっているという報道が出てきた後、イ・ミンジョンを同情した大衆の目は驚きで包まれている。

イ・ミンジョンは事件が起きた直後、ソウル市江南区(カンナムグ)にある実家でひとり時間を過ごしてきた。彼女は夫が事件に巻き込まれたにも関わらず、広告撮影などの公式スケジュールを消化してプロらしい姿を見せた。これに対しネチズンの間ではイ・ミンジョンに向かった同情世論が造成され始めた。イ・ミンジョンがイ・ビョンホンのせいで、どうすることも出来ない境遇に置かれたことが残念だという反応がほとんどだった。

イ・ミンジョンが実家にいるという記事が出た後、ネチズンからは関連報道が続く度「イ・ビョンホンに離婚を要求しろ」「ひとりでいる時によく考えてみることを願う」「残念だが近い将来、2人の離婚記事が出てくるだろう」などのコメントも飛び交った。

イ・ビョンホンが先月20日、アメリカ・カリフオルニア観光庁広報大使のスケジュールを消化するためひとりでアメリカに発つという便りに、ネチズンは怒った。妻を捨ててイ・ビョンホンひとりで知らぬ間に飛行機に乗るのは無責任だという理由からだった。これと関連して、イ・ビョンホンの所属事務所は「予定されたスケジュール消化」だと拡大解釈を警戒したが、イ・ミンジョンを不憫に思うネチズンの視線が増えることはあれ、減ることはなかった。

しかしイ・ミンジョンがイ・ビョンホンとアメリカに留まっているという記事が出て、彼女を見つめる大衆の視線は少しずつ変わり始めた。かえって2人の関係に亀裂は入っていないということが確認され、ネチズンはイ・ミンジョンのブレない芯を褒めるべきか咎めるべきか迷っている。

これでイ・ミンジョンがイ・ビョンホンを信じているということだけは確実になった。特にイ・ミンジョンは夫を信じる人々に感謝の意向を明らかにしたことが分かった。本当にイ・ミンジョンとイ・ビョンホンは、永遠に人生を共にする夫婦の縁で繋がっているのかも知れない。

ひとつの話が浮び上がる。過去1960年代と1970年代に映画界で名をはせた女優オム・エンナンは夫シン・ソンイル(本名:カンシン・ソンイル)の浮気の事実を知っても離婚せず話題になった。

これに対しオム・エンナンは某テレビ番組で「なぜ離婚しなかったのか」という質問に「何おかしな事を言っているの?私が誠意のこもった塔(=誓い)を建てたのに、今さら誰かを喜ばせるために離婚するの?」と激怒した。ひょっとしてイ・ミンジョンもこれと似た理由なのだろうか。もちろんその答えはイ・ミンジョンだけ知っている。