米ビルボード、2NE1を集中分析「COME BACK HOME」は爆発的な結果

アメリカ・ビルボードが2NE1(トゥエニィワン)の今回の2ndアルバムを集中分析して注目を浴びた。

ビルボードは「2013年、レゲエジャンル『FALLING IN LOVE』と、バラード『MISSING YOU』で新しい変身を見せた2NE1が、今回の2ndアルバム『CRUSH』でアイデンティティを取り戻した」と伝えた。また「今回のアルバムはエレクトロポップとHIPHOPの曲で構成され、以前の2NE1の曲を思い出させると同時に新しいサウンドを加えた」と好評した。

ビルボードは「『COME BACK HOME』はレゲエやトラップ(Trap:HIPHOPとダブステップを融合させたジャンル)などのハイブリッドジャンル」と紹介し、「それぞれ違う音楽ジャンルの結合で爆発的な結果が誕生した」と分析した。引き続き「離れてしまった恋人を捕らえるかのように重いビートで『COME BACK HOME』と叫ぶパートと、『COME、BABY BABY、COME BABY BABY』と誘惑するようにささやくパートは注目に値する」と評価した。

ビルボードは最近公開された2NE1の2ndアルバムにスポットを当て、タイトル曲「COME BACK HOME」と収録曲「HAPPY」のミュージックビデオについても言及した。

「COME BACK HOME」のミュージックビデオについては、「理想郷だと信じていた仮想世界のファンタジーを壊して脱出する内容を盛り込んだ」と説明した。そして「COME BACK HOME」のミュージックビデオと全く違う感性の「HAPPY」のミュージックビデオを共に言及し、「2NE1の明るい面が見られ、独特なファッションやヘアースタイルでLAを闊歩する姿が見どころだ」とアドバイスした。

さらにビルボードは「COME BACK HOME」と収録曲「HAPPY」に続き、CLのソロ曲「MTBD」について、「この曲はリアーナやニッキー・ミナージュが、ジャンルミックスにもっと開放的な考えを持っていたら誕生していた曲だ」と、独特なジャンル的特性を好評して関心を集めた。

ビルボードだけでなく、アメリカの音楽専門ケーブルチャンネルFUSE TVも2NE1のミュージックビデオを詳しく分析した。Fuse TVは「『COME BACK HOME』は空想科学をテーマに“仮想の楽園”を装った未来世界を脱出する内容」と説明した後、「ミュージックビデオは2NE1のメンバーが反乱軍を先導するシーンで終わる。ぜひ続編があると言ってほしい」として、このミュージックビデオのストーリーを継続する後続作への期待感を表わした。そしてビルボードと同じように「『HAPPY』のミュージックビデオでは、シックで独特な衣装とヘアースタイルがポイント」と伝えた。

2NE1はタイトル曲「COME BACK HOME」と収録曲「HAPPY」のミュージックビデオ2本を公開した後、アメリカ・ビルボードをはじめFUSE TV、SPIN、POPDUST、VICE.COMなど有名音楽誌およびウェブサイトなどで特集が組まれ、グローバルな人気を立証して注目を浴びている。

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