2AMコンサート、このように愉快ながら甘いとは

2AMが今月7日午後6時、ソウル市芳夷洞(バンイドン)オリンピック公園SKハンドボール競技場でコンサート「NOCTURNE:夜想曲」を開催し、約5,000人のファンと会った。

先月発表した3rdミニアルバムのタイトル曲「後悔するだろう」とアルバム収録曲「ただそばにいて」で甘美な公演の開始を知らせた。会場のファンたちは歌を共に歌って2AMの登場を喜んだ。メンバー4人は近況を知らせてファンに挨拶した。引き続きチョ・グオンは「今回のコンサートのテーマがノクターン、夜想曲だ。夜に考えさせる曲だ。僕たちのチーム名のように深夜2時の感性を分かち合おうと歌を準備した。ゆっくり聴くことができる歌なので、数日前の深夜を思い出して聴いて欲しい」と明らかにした。

チョ・グオンの言葉通り、2AMの歌は深夜の感性をたっぷり込めた。「電話に出ない君に」を始め「夏、夜」「狂ったように」、「君を読んでみる」「上に」まで、2AMだけの“美しくて悲しい”メロディーが続いた。今年3月に公開されて人気を得た「ある春の日」のステージでは、ファンたちの掛け声も合わさり壮観を演出した。2AMメンバーはファンと目を合わせて甘い歌を届けた。まるで彼氏のように親しい微笑みを浮かべてセレナーデを広げ、客席に向かって手を振っては身近な魅力を見せた。その瞬間もメンバーの熱唱は続いた。「その時」「天使に」などのステージでは、可愛い肩の動作まで加えて見る人々を笑顔にさせた。

歌は甘美だったが、メンバーのトークは歯切れがよく愉快だった。ジヌンは自身の交通事故の話を取り出して「記事が出る前、検索ワード1位になれるか悩んだ。ところが記事が出て行った日、どこかのマートが大幅割引をしていて検索ワードから外れた」と冗談を言った。チョ・グオンはヒット曲の題名を引用して「僕達の歌はカップルブレイカーだ。別れに富んでいる」と冗談を投げかけた。

チャンミンはメインステージから花道に出てくると、「何だか気が楽になった。“突出(=花道)”という単語を聞くと嬉しい」として自身の突出口を見せてファンを爆笑させた。スロンは別れの歌を言及して「僕はこの前別れた。狎鴎亭(アックジョン)の飲み屋で、188cmの女に会った。オク・テギョンだ」と話して大きな笑いを届けた。

スロンの話に2AMの兄弟グループ2PMの話が出てきた。メンバーは「客席に2PMが来ている」と話し、スクリーンに2PMのウヨン、チャンソン、ニックン、テギョン、Jun.K、ジュノなどが映った。2PMは席から立ち上がって挨拶をして、ステージ上の2AMを応援した。2チームの友情にファンは声援で答えたが、2AMのメンバーは「2AMのコンサートだから、2PMは座りますね」と「ギャグコンサート」の流行語をまねてファンたちを笑わせた。

2時間を越える公演は終始2AMの甘い歌で女心を揺さぶり、悲しい別れの曲で音楽ファンの感性を揺さぶった。ずば抜けたトークで笑いも確保し、180度違う魅力が引き立って見えたソロステージで豊かな見どころを届けた。メガヒット曲「死んでも離さない」では、パートを変えて歌うセンスを見せて注目を浴びた。

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