KARA、活動終了目前…第2期のカギを握るカン・ジヨン

事実上、KARAの活動が終わった。

所属事務所とファンたちは“完全体KARA”の存続を望んだが、結局奇跡は起きなかった。もう美しいお別れだけが残っている。

まず日本でのお別れの儀式は終わった。約50日にわたりアリーナツアーを回り、約15万人の観客を動員した。横浜を始まりに大阪、名古屋、福岡、東京、神戸など日本7都市で公演を広げた。お別れの儀式であると同時に、来年披露するKARA第2期の整地作業と言える。今月23〜24日、神戸ワールド記念ホール公演では公式にチーム脱退を明らかにしたニコルが涙を流した。

ニコルは「大変な時もあったけど、大切な思い出を作ることができて嬉しい。ずっと努力する。見守ってほしい」と話した。来年4月に契約満了を控えたカン・ジヨンも「一生忘れられない思い出になった。今日を絶対忘れないで下さい」と話した。

今月27日には、ファンたちにお別れのプレゼントも贈った。ニューシングル「フレンチキス」を発表すると同時に、ベストアルバムも公開する。所属事務所DSPエンターテインメント関係者は「ベストアルバムは毎年発表しているので、大きな意味はない。ただチーム内の変化が避けられない中で、完全体のKARAを愛したファンたちにとって新しい音楽が小さなプレゼントになれば嬉しい」と伝えた。

韓国では公式的なスケジュールがひとつ残っている。12月14日、蚕室(チャムシル)室内体育館で開かれる「DSPフェスティバル」が韓国人ファンたちとの最後の出会いだ。DSPメディア創立22年で初めて開催されるファミリーコンサートだ。Sechs Kies、Click-B、SS501のパク・ジョンミン、RAINBOWなどが出演を確定した。

主役は断然KARAだ。このステージでファンたちに最後の挨拶を伝える可能性が大きい。所属事務所関係者は「日本での活動計画はない。韓国ではファミリーコンサートに参加し、年末の授賞式に出演する可能性がある」と明かした。