コ・ス「『黄金の帝国』メローがなくて良かった」

俳優として一歩先に進もうとするコ・スの意志は、今回のドラマ『黄金の帝国』で花を咲かせた。

視聴者たちにコ・スがこれ以上ロマンスドラマの男主人公に留まらず、明らかな色を持った“俳優”になったという事実を刻印させた。

7月1日から放映されている『黄金の帝国』で、コ・スが引き受けた主人公チャン・テジュは新林洞(シルリムドン)の貧しい村の出身で、都市再開発の過程で父を亡くしてこの世を支配するお金の力を手にするため、韓国最高の財閥ソンジングループの牙城に挑戦する人物だ。優れた知略で不動産開発事業家に変身した後、ソンジングループオーナー一家の権力争いと国内外の経済状況を利用する。そしてソンジングループで頭角を現し、ソンジングループを完全に乗っ取るため政略結婚まで辞さない。欲望に向かって疾走するチャン・テジュという人物をコ・スは見事に演じ切っている。

「大変だという言葉はあまり言いたくなかったのですが、本当に大変ではあります(笑)。昨日(9日)が特にセリフが多かったです。俗にいうメンタル崩壊状態でしょう。毎週金曜日から月曜日までの4日間撮影しますが、月曜日に終われば体重が4㎏ずつ落ちています。金曜日はみんないい顔ですが、月曜日の夜ぐらいになると頬がこけます。」