ミュージカル「あの日々」ユ・ジュンサン−チ・チャンウク、興行ヒット約束「上半身披露」実践現場

先週の日曜日、ミュージカル「あの日々」に出演中の俳優ユ・ジュンサン、チ・チャンウクが制作発表会で約束した「損益分岐点を超えれば上着を脱いで破る」という約束を実行するためミュージカル公演終了後、特別に舞台に立った。

国内大型創作ミュージカルが初演で損益分岐点を超える例はきわめて異例であり、今回の「損益分岐点突破」はミュージカル「あの日々」が韓国を代表する創作ミュージカルとして新たに認められたことを証明するだけでなく、低迷していた創作ミュージカル市場の飛躍の可能性を伺わせるという点で大きい意味を持つ。

故キム・グァンソクの歌で作られた初の大型創作ミュージカル「あの日々」は公演開幕直前の建設会社の留置権行使など相次ぐ問題やライセンスミュージカルがあふれている状況でもこのような成果を挙げ、今年1年で韓国が産んだ最高の創作ミュージカルとして知られることになった。

作品面でも第7回ザ・ミュージカル・アワーズで創作ミュージカルでは唯一今年のミュージカル部門にノミネートされ、また計9部門で候補を輩出し、韓国ミュージカルのプライドを守った。そしてついに今年の創作ミュージカル、脚本賞(チャン・ユジョン)、新人男優賞(チ・チャンウク)の3冠王に輝き、韓国を代表する創作ミュージカルとして新たに認められた。

俳優ユ・ジュンサンはこれを記念してチ・チャンウクをはじめとする俳優と共に約束を実行し、客席をいっぱいにした観客たちは熱狂的反応を見せた。特にユ・ジュンサンは客席中央に菊の花が飾られたウィーン座席が初公演から今まで空けてあるのは故キム・グァンソクの席と明かし、国民を癒す珠玉の名曲を残して去っていった故人に対する感謝の意を伝え、注目を浴びた。

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