EXO、高尺ドームを熱くした瞬間…セクシーでキュート

EXOがファンたちの前で思う存分泣いて笑った。愛嬌は必須、腹筋は選択。ファンたちの五感が満足した瞬間を集めてみた。
EXOは今月24日から26日までの3日間、ソウル市九老区(クログ)にある高尺(コチョク)スカイドームで4回目の単独コンサート「EXO PLANET #4 -The E l yXiOn -」を開催して66,000人の観客とひとつになった。「We are one」と叫んで登場したEXOは、3時間で合計32曲の多彩なステージを披露、拍手と歓声を浴びた。
#ドアが開けば
“ドア”を媒介体として全ての映像とステージがひとつのストーリーに連結される有機的な構成を見せた。いくつかのドアが移動し開いて閉じるステージ演出はEXOの劇的な登場を強調した。ダンサーとの息もぴったり合う完成度の高いステージだった。メンバーは「僕たちがドアの後ろで隠れて動くのを見ましたか?おかしな感じで歩いていた」と裏話を公開した。
#紳士たちのBAR会合
高尺スカイドームにハンサムだけが集まるというホットなBARがオープンした。ドアを開けて入場する瞬間にさく烈する歓声。「CALL ME BABY」「Touch It」「Chill」までBARを背景に紳士の素敵なショーが繰り広げられた。スーツを着たEXOのパフォーマンスに視線が集中した。メンバーの相乗効果もまた身近に確認できた。自由にお互いアドリブを見せてファンたちの心をときめかせた。D.O.とチャンヨルはBARに特別招待されたミュージシャンの役割で英語バージョンの「For Life」を披露した。メンバーたちがBARに座って彼らのステージを鑑賞して「ブラボー」と叫んだ。
#ソロステージ=自ずと拍手
コンサートで高周波の叫び声や号泣してメンバーに大声を張り上げる声は聞いたことはあっても、拍手の音だけは初めてのことだった。まるでミュージカルの第1幕でも終わったかのように、メンバーのソロステージ後には間違いなく拍手がわきおこった。カイはコンサートのための曲「I See You」を準備して美しい身体のラインを見せた。ターンの動きが多く、メンバーは「あまりに回るのでルーレットだと思った」という冗談を言った。セフンの腹筋露出の瞬間、高尺ドームは叫び声で揺れた。「Go」のステージを通じて、末っ子のセクシーなカリスマをアピールした。
チャンヨルはファンたちを泣かせた。今までのEXOとしてファンたちに会ってきて感じた感情を表現した自作ラップ「手」のステージ。チャンヨルも「8人の手をぎゅっと握って」という歌詞に目頭を熱くしながらラップを消化した。スホは“プレイボーイ”になった。腰を打つ腰のアイソレーションダンスを見たメンバーは「すごかった」と絶賛した。チェンは「Heaven」でしっとりとした歌声を聴かせ、シウミンとベクヒョンはダンスバトルパフォーマンスで雰囲気を反転した。
# EXO-Lにもっと近く
3階4階の観客のためのEXOの特別イベントが繰り広げられた。移動カーに乗ってサインボールを投げ、ファンたちと近く交流した。とんでもないところに落ちたサインボールもあったが、あるファンは傘を取り出してサインボールを勝ち取ることに成功した。サブステージに出てきたメンバーのおかげで高い位置に座った観客も本物を間近で見るチャンスを得た。上下移動リフトも観賞の面白みをプラスした。特に「Growl」ステージでは動線が上下左右に絶えず交差して目を離せなくさせた。
#「POWER」と共にEDMパーティー
すべての観客が立ち上がった中で鳴り響いた「POWER」。クラブを訪仏させる楽しいサウンドとストレスを吹き飛ばすジャンプまで、コンサートの楽しみを120%感じさせた。
ダンス、バラードにEDMまで、ステージは華麗でスペクタクルだった。ファンたちと飛び回ったメンバーは、全身汗だらけになった。スホは「エーリュシオン(ギリシア神話に登場する死後の楽園)が僕たちにとってどんな意味になるのかは、皆さんが証人として最後まで見守って下さればと思う。皆さんが生き証人だ」としながらアンコールまで休む隙間なく駆け抜けた。
EXOの4回目の単独コンサート「EXO PLANET #4 – The E l yXiOn -」はソウル公演を終えて12月に日本で続く。今後は海外ツアーに突入する予定だ。