パク・シネ「ただ優しばかりではない…湖に浮かぶ白鳥のように激しい人生」【インタビュー】

いつも明るくて元気なイメージのパク・シネは、実は心配を胸に秘めて生きるタイプだ。出演したドラマの視聴率、映画の成績、さらには広告の反応までいちいち確認して気を遣うが、活動期間はほとんど睡眠を取られない。
「私も気分が悪ければ表現できます。むやみに与えるだけの優しい性格ではないという事です。しかしTVに映る私の姿がいつも溌剌としていて明るいので、私の実際の姿を見て慌てられる方々が多かったんですよ。私もカッとしたり、腹が立てば堪えきれずに涙を流したり、一日中家にいることもあります。違うと思うことには不満を言ったりもしますし。私だって毎日ビタミンを1000粒食べたように爽やかで溌刺としてばかりはいられません。」
映画『沈黙』で久しぶりにスクリーンに戻ったパク・シネは、このような“自然人パク・シネ”の素顔を現わす。彼女は「監督が私をただ美しいだけかと思っていたがCMやTVの中のイメージと違う姿があって良かったそうです」と伝えた。
「監督が私に対する先入観で『ひたすら美しい女優』だと思っていたそうです。実際の性格も明るくて元気だと思ったが、私も気分が悪ければ表現します。それがとても良かったみたい。『沈黙』を通じて、私のまた違う姿をお見せできて良かったです。監督が口元の微細な動き、筋肉の震えまで繊細に調整して下さいました。

すでにデビュー15年目に突入した彼女は「女優パク・シネぐらい個人の人生も重要だと思う。自然人パク・シネでも、いつも元気な人生を享受したい」と話した。
「湖上の白鳥のような人生です。水の上は華やかで美しいですが、そのように浮いていようと、水の下では途方もなく足を掻いているでしょう。私は心配せずに生きる人間ではありません。一度はとても困難な時期がありましたが、振り返ってみると非難されて辛い瞬間もあったけど幸せだった日々の方がさらに多かったんです。

常に挑戦する姿が美しい女優パク・シネ、大衆に見えない所で隠れた努力を絶えずしている彼女を応援してみる。