BTOB、ミュージシャンとしての成長…ビーグルアイドルの真価

アイドルグループBTOBがビーグルのように愛らしい魅力の裏にある音楽的な力量をまともに立証した。ソロプロジェクトを通じてメンバー個人の成長を見せた後、再びひとつになったBTOBは真価を表わし始めた。
BTOBは今月16日に発売した「恋しがる」が主な音源チャートで1位を占めた。集計サイトMelOnによれば23時間以上1位をキープしており、累積チャートでは2位を記録した。
他のアイドルグループの歌は深夜にチャートがピークになり、日が昇れば順位が落ちる様相を見せるがBTOBは少し違う。利用者数が明け方に落ちて出勤時間である6時を基点に再び浮上し、午前8時にピークを迎えた。ファン層の反応ではなく、大衆が好む歌として脚光を浴びていることを察することができる。
「恋しがる」はメンバーイム・ヒョンシクの自作曲で、1年前に別れた恋人を恋しがる素直な感情を安らかなメロディーと節制されたサウンドで淡々と解きほぐした曲だ。収録曲にもメンバーが作詞作曲に参加してBTOBのカラーを強化した。4月から9月までソロプロジェクト“Piece of BTOB”で音楽的成長を確認させたBTOBは、完全体のアルバムでその相乗効果をまざまざと見せつけている。
BTOBの成長は遅いが粘り強く、「家に帰る道」「春の日の記憶」に続いて「恋しがる」までバラードに特化した。デビュー1310日の2015年10月21日、MBCミュージック「SHOW CHAMPION」で初めての1位のトロフィーを握った。その後2016年4月8日、デビュー1480日でKBS2「ミュージックバンク」で地上波初めての1位になった。今年6年目になったBTOBは「恋しがる」でチャートを席巻してまた違う記録の始まりを告げている。