防弾少年団、成功のDNA!理由がある確かな道

防弾少年団の確かな道は相変らず進行中だ。もう防弾少年団に失敗を論じる者はいないようだ。すでに防弾少年団は成功のDNAを持っていたのかも知れない。
防弾少年団がニューアルバム『LOVE YOURSELF 承 ‘Her’』で強大な存在感を全世界にアピールしている。合計11トラックで構成された同アルバムは、愛というテーマを基本に防弾少年団だけの明確なメッセージを込めた。タイトル曲「DNA」は恋に落ちた時に感じる感情を表現すると同時に自分自身を愛することが持つ意味と、これを越えた社会に投げたい和解のメッセージまで包括する実に途方もなく真剣な意味が込められている曲だった。軽く感じられるかも知れないK-POPアイドルの愛をテーマにした曲とは明らかに次元が違うと表現してもいいだろう。
防弾少年団の成功はアルバムの完成度だけで結論を下すことはできない。デビュー当初からファンたちとオンラインを通じてコミュニケーションを取ってきた防弾少年団メンバーは、持続的なSNS活用を通じて全世界にA.R.M.Y(防弾少年団ファンクラブ)軍団を拡張していった。そしてそれは今年5月、ビルボード・ミュージック・アワードのトップソーシャルアーティスト賞受賞という快挙で立証された。いくらアルバムの完成度が高いといえども、これを知らせるための広報そして口コミはやはりグループの認知度はもちろん、アルバム販売実績とも直結できるということを防弾少年団はこのように立証した。
もう防弾少年団に、より良いアルバムを期待するのは意味がない。防弾少年団はそれ自体で歌謡界のレジェンドになるための確かな道を歩いており、大衆はただ眺めていても防弾少年団の存在自体が大きな幸せといえる。
カムバック記者会見を通じて、防弾少年団は初心に対してこのように言及した。「初心という単語はかなり曖昧だと思います。パンプロデューサーは『状況が変わっていつも環境が変わるのに、いつも初心と同じはずがない、守れというのはあり得ない話だ』という趣旨で、僕たちに語って下さったことでした。そのマインドに対して、とても感謝しています。その位置に似合うマインドを持てというお言葉だったんです。今でも僕たちが常にどのように行動して話すべきなのか、どんな音楽をすべきなのかと話し合っています。」(Rap Monster)」「多くの人々が初心を強調するが、正直に言って人は変化する動物だと考えます。音楽を作る時は常に初心を失わないでいます。」(SUGA)
すでに防弾少年団は多くのことを成し遂げた。違う見方をすれば、最終目標のひとつになり得るビルボードホット100チャートに留まることも現実になり得る。
この目標の達成の有無とは関係なく、防弾少年団は引き続き変化し続ける自身の位置を認知しており、音楽に対する情熱を冷ますつもりが決してないということをもう一度強調した。もう大衆の立場から防弾少年団が果たしてどの位置まで到達することになるのかだけを見守れば良いようだ。