INFINITEホヤ、アイドルのイメージを消した“演技者としての進化”…応援して

INFINITEのホヤが一層進化した演技で好評を得た。
ホヤはSBS月曜ミニドラマ『超人家族2017』でイ・グィナム役を担って演技変身を試みた。イ・グィナムは王子様を思わせるすらりとする容姿に高貴な態度まで見せるミステリアスな新入社員だ。しかし事実は“ドレミ酒類”のライバル会社である“ミョンジャン酒類”創業者の孫で血縁者だからと会社経営を受け継ぐ事を拒否して、底辺から経験を積むためにドレミ酒類に入社した。そしてリストラが始まるとすぐに同僚を守るために退社を選択する。
ホヤにとってイ・グィナムは一種の挑戦だった。イ・グィナムは今までホヤが描いたキャラクターと全く違う性格の持ち主だった。ホヤは同性愛者(『応答せよ1997』)、いじめの主導者(『僕には愛しすぎる彼女』)、欲張りなトラブルメーカー(『仮面』)など個性的なキャラクターを主に見せた。しかしイ・グィナムは出身が明らかになるまでは特別なことはない平凡な新入社員だった。さらに『超人家族』とほぼ同じ時期に放送されたMBC『自己発光オフィス』でも同じ新入社員役を演じたため、キャラクターが重なりかねないリスクまであった。
だが、ホヤは繊細な表現でイ・グィナムを描いていった。上手くはないが情熱とやる気にあふれる新入社員の姿から、ダイヤモンドの箸とスプーンで育った王子様のジレンマを自然に演じた。デビュー作から安定した演技力を誇ってINFINITEを代表する演技アイドルと認められたりもしたが、今回はINFINITEのホヤではなく俳優イ・ホウォンとしての存在感をアピールするのに成功した雰囲気だ。
また他の作品で見せてくれるホヤの演技変身に期待が寄せられる理由だ。