防弾少年団「今までの4年、以前の20年を思い出せないほどスペクタクル」

7人組のアイドルグループ防弾少年団の2017年はその誰よりきらびやかだ。彼らは同じ年頃の20代始めの感性を活かして10代から20代青春真っ只中の若者たちの心を根こそぎ奪った。防弾少年に心を奪われた者たちは韓国だけに限定されない。彼らの声ひとつ、手振りひとつに熱狂するファンたちは、今この瞬間にも全世界で1分ごとに数人の割合で増加している。
防弾少年団は現在デビュー後2度目のワールドツアーコンサート「THE WINGS TOUR」の真っ最中だ。昨年末に発売された『WINGS』と今年初めに発売された『WINGS 外伝』を通じて防弾少年団は音楽性とスター性そして音楽の中に自我を切なく表わすアーティストへと成長した。彼らの世界的な影響力はアメリカ・ビルボードチャートランクインと世界各国のiTunesでの順位、ツアーコンサートの観客数で証明される。アメリカ・ビルボード授賞式への招待も準備されている。インタビューで防弾少年団は深い言葉で自分たちの現在と過去、未来を詳しく明らかにした。
-お会いできて嬉しいです。今『THE WINGS TOUR』は半分程度の日程が過ぎましたね。感想や手ごたえは?
★Rap Monster:もうそんなに…!身体は大変ですが心は楽しいです。全世界のファンたちの叫び声を聞くたびに、到底表せない喜びを感じます。このような感情を感じさせて下さってありがとうございます。残ったツアー期間、僕もメンバーも全員元気だったらと思います。
★JUNG KOOK(ジョングク):ツアーをしながら多くのファンの方々と目を合わせますが、公演をすればするほどより一層「ファンの方々とひとつになれるよう、本当にたくさんの努力をしなければならない」と感じます。もちろん楽しさは最初も今も変わりません。さらに発展した姿をお見せできるように実力もさらに育てなければならないと思います。」
-今回が2回目のツアーですね。少しは余裕ができたと思われますが、新たに知ったワールドツアーの面白味は?
★SUGA:公演会場が大きくなって観客の数も多くなって公演の流れをよく考えますが、この流れを決めていくのが本当に面白いです。
★JIMIN:初めてのツアーは本当に我を忘れて過ぎたようで物足りない気持ちが強かったです。でも今回は文字どおり「コンサートは面白い」と感じています。
-初めてのツアーより大幅に日程が増えました。国ごとに雰囲気や印象も違うのでは?
★JIN:歌を静かに聴き入る方もいて、共に歌って下さる方たちもいます。全ての国の観客の方々が僕たちの音楽とステージが好きで、楽しんで下さっているという点は全く同じです。
★J-HOPE:北米と南米ファンの方々はどうしても僕らがしょっちゅう訪ねられない所にいらっしゃるので、それだけ本当に大きな反応を見せてくれます。歌も一緒に歌って、ダンスも一緒に踊るので、このような熱気のおかげでかえって公演をする僕たちがエネルギーをさらに貰うようです。今は東南アジアで公演を継続していますが、やはり反応は熱いです。
-ツアー中に面白かったエピソードはありますか?
★J-HOPE:各国ごとにおいしい現地の食べ物を食べる楽しみができて良いです。ただし食べ物に敏感な子がいて、僕だけがとてもおいしく食べているようで少し申し訳ないと思っています。
★V:もうすぐできそうです。メンバー同士面白いエピソードを作ろうと今考え中です。期待して下さい!
– 4年も経たないうちに多くのことを成し遂げましたね。その間を短く整理してみるとすれば?
★Rap Monster:「本当に熱心に走ったんだな。かつての20年はよく思い出せないほどスペクタクルな4年だった」という気がします。
★SUGA:前だけ見て駆け抜けた4年でした。本当に夢中に、熱心に生きました。
-ファンクラブA.R.M.Yは防弾少年団にとってどんな意味ですか?
★JIN:僕たちの一部でしょう。A.R.M.Yがいるから僕たちが存在できます。A.R.M.Yがいなければ、僕たちは何でもないものだと思います。
★SUGA:互いに良い影響をやりとりするようで嬉しいです。ファンの方々が僕たちを見て力を得られるほど、僕たちもファンの方々を見て力を得ます。僕たちが辛く、疲れるたびに良い影響を与えて下さり本当に感謝を申し上げます。
★V:僕たちが全世界を通じて公演ができる理由もA.R.M.Yのおかげで、僕たちの全てのものを皆さんが見るからさらに頑張れるようです。
(②に続く)