「シナリオの完成度が高いほど、アドリブは想像もできない」

1991年にKBS 14期公開採用タレントとしてデビューしたイ・ビョンホンは、ずっとスターの座に就き演技力において異見がない俳優のうちのひとりだ。両立が困難なスター性と演技力を見事に調和させた彼のキャリアは、年を重ねるほど規模を拡大した。
映画『甘い人生』、ドラマ『アイリス』で始まった素敵な男の典型においてスタンダードを作り出し、『マグニフィセント・セブン』、『ミスコンダクト』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『REDリターンズ』『G.I.ジョー』『G.I.ジョー バック2リベンジ』など多数のハリウッド映画に出演して韓流俳優としての価値と自身のネームバリューをより一層高めた。
イ・ビョンホンは「毎回(大衆に)期待感を与えるのがプレッシャーになる」としながら「今回の映画『シングルライダー』は未来に向かって走って行く父、結婚後に子どもを産んで自身の人生をあきらめた母、熱心に仕事をする青年まで、それぞれ違う人生を生きる人物を代弁するようだ」と自身が考えるテーマを説明した。
イ・ビョンホンはシナリオ上、ジェフンの感情について行くのに必死でアドリブをする考えにも至らなかったという。先立ってイ・ビョンホンは映画『マスター』で様々なアドリブを披露してチョ・ウィソク監督を何度も爆笑させた。
「正直に言ってアドリブへの欲はない。『シングルライダー』のような作品では、アドリブを使う機会がない。シナリオの完成度が高いほど、アドリブは想像もできない。かと言って今までの作品の完成度が低かったという話ではない(笑)。僕が引き受けたキャラクターや感性的な映画でアドリブをする考えにはならない。」
イ・ビョンホンは「妻のイ・ミンジョンにシナリオを読んでみて欲しいと言う時もある。他の人が見た時どんな感じなのか気になって他の見解を聞きたいからだ。『シングルライダー』もそうだった。(妻も)『良い』と言った」として出演オファーを受けたり出演する作品のシナリオを妻に読んで欲しいと頼む時があると明かした。