JYJキム・ジェジュン、「残念がらないで。僕たちは再び歩くのだから!」

戻ってきたキム・ジェジュン、彼のアジアツアーコンサートの幕が上がった。キム・ジェジュンはステージの上で最も光ったし、ファンの前に立ち一番幸せそうだった。
今月22日、高麗(コリョ)大学校花井(ファジョン)体育館でコンサート「2017 KIM JAE JOONG ASIA TOUR in SEOUL“The REBIRTH of J”」の幕が上がった。21日に続き合計1万人の観客が惜しみない歓声と拍手を送って忘れられない冬の夜を楽しんだ。
「軍生活を無事に終えて除隊した民間人キム・ジェジュンとして挨拶します」と話し始めた彼は、ファンたちに「身体は大丈夫ですか?僕も大丈夫です」と紳士的に挨拶すると、すぐ「あぁ、良いなぁ~」と嬉しさをのぞかせた。
今回のコンサートは1stミニアルバム収録曲「One Kiss」で華やかに幕を上げた。オープニングから強烈だった。会場内の照明が消えて、ファンたちは赤いペンライトをつけてコンサート会場を生きる赤い波にした。
キム・ジェジュンは昨年2月、軍服務中に発売された2ndアルバム『NO.X』の収録曲をはじめ、今まで発売したソロアルバム収録曲「Luvholic」「Kiss B」「引き出し」「Love you to death」「恨みます」「Run away」「Good Morning Night」など合計19曲を7人組のライブバンドと共に披露した。
昨年12月30日に除隊したキム・ジェジュンは、1年9ヶ月ぶりにステージに立った。「まだ軍人の臭いが消えていないけど…次の曲は何でしょうか?」と問うと、「除隊3週で公演が出来るのは皆さんおかげ」としながらファンと共にするこの席が幸せで堪らないという姿を見せた。
キム・ジェジュンは2時間30分、終始ファンと目を合わせ、現場の約5,000人の観客もやはりステージに立つ彼の一挙一動に集中して、ずっと歓声を送った。ファンたちの幸せそうな顔は当然で、国籍、年齢、性別も様々なファンの間を縫うキム・ジェジュンが夢を見るように幸せそうな姿を見せたことで、彼がどれほどこの瞬間を待ち望んだかが分かった。
単独でも全てステージを掌握するキム・ジェジュン印のパフォーマンスは独特なライブステージと相乗効果を発揮して花井体育館を熱くした。この日コンサート会場には彼の親族も訪れてキム・ジェジュンの帰還を喜んだ。
「キム・ジェジュンコンサート」は大型のステージを設置して様々な見どころを提供した。8つの移動式キネシスはもちろん、照明やレーザーなど光を活用した多彩なステージ構成が光った。特に左右40m、高さ1.8mの基本ステージの間に花道をつけたT字型のステージのおかげで、両側にいるスタンディングの観客はもちろん、遠くにいる客席の観客までより多様にコミュニケーションできるようになった。
キム・ジェジュンはT字型のステージを通じてファンたちとコミュニケーションを取った。彼が出演した頭痛薬の広告の台詞である「痛がらないで」を要所要所で発言してファンたちを笑わせるのも忘れなかった。彼は「歌も好きだし皆さんも好きだ」と長時間自身を待ったファンへの愛情を表わした。
気配り上手な男キム・ジェジュンは、繰り返しファンの安全を要請するかと思えば、ファンと共にする控え室イベントも用意してファンたちを応援したりいたずらっ子の様に冗談を投げかけたりもした。看護師の服装で登場したファンには「僕の調子が良くないのでたくさん訪ねますね。お尻の注射はダメですよ」というコメントでファンを笑顔にさせた。
公演の後半は「Welcome To My Wild World」で独特なオーラを発揮したキム・ジェジュンは「Good Moring Night」を何と5回も歌って冬のコンサート会場を熱気で包んだ。
彼は楽しいポップパンクである「Good Moring Night」を茶目っ気あふれる姿で歌い、観客とひとつになって飛び回りながら楽しんだ。比較的静かな隈の取材席を見て、「記者の方が『Good Moring Night』と言うまで」と冗談を言って、走ってまた走った。素直な彼の反応もさらに増した。一曲が終わる度に彼は「本当に楽しい」と笑顔を隠すことができなかった。
この日キム・ジェジュンは「いつかシチュエーションコメディに出演したい」という願いを伝えた。軍隊で『明日に向かってハイキック』の再放送を数十回は観たというキム・ジェジュンは「今はカッコイイ役より面白い役もしてみたくなった」と伝え、新しい姿を期待させた。
公演の仕上げはキム・ジェジュンのサプライズ誕生日パーティーと「また一緒に歩こう」という幸せな約束だった。キム・ジェジュンとファンたちはお互いに向かって胸の扉をたたいた。そして再び約束した。永遠に“再び、共に歩こう”と。
アンコール曲「Love You More」「Just another girl」「守るから」まで披露した彼は、永遠に会い続けることを約束して単独コンサートを終えた。これでもかというくらいに素敵なステージで戻ってきたキム・ジェジュンは「良いエネルギーをたくさん貰って行くから残念がらないで。僕たちは再び歩くのだから」と新しく作り上げていく思い出を約束した。