「今後も多くのファンの欲求を解消できる方向へ活動する」

アイドルグループBTOBはふたつの顔を持つ男たちで有名だ。バラエティタレントより面白い姿を見せながらもステージに上がれば目つきががらりと変わる、プロ中のプロだ。噂になるほどのいたずらっ子だが、音楽では絶対にふざけない。
最近発売した9thミニアルバム『NEW MEN』もやはりおふざけの要素を排除したアルバムだ。全曲の作詞、多くの収録曲の作曲にメンバーが参加してミュージシャンとしての力を示した。アルバムにはタイトル曲「I’ll be your man」をはじめ、「酔って」「退屈(Kok to Me)」「Yes I Am」「遊びにきて」「イェ・ジ・アプ・サ(これまでも今もこれからも愛してる)」など7曲が収められた。
特にタイトル曲の作詞、作曲、編曲に参加したヒョンシクは「感謝している。本当に熱心に作業した。作業室を1週間ずっと使って寝起きした」として「熱心にした分だけ努力した結果が出たようで心が満たされる。メンバーも歌を好んでくれてありがとう。自分自身も成長したようで、よくやったと言ってあげたい」と話した。これに対しウングァンは「何がありがとうなのか。あのような曲を書いてくれて、僕たちこそありがとうだよ」と話して仲の良さを見せた。
今回のアルバムが持つ最も大きい特徴は“変身”だ。昨年6月に発売した1stフルアルバムのタイトル曲「It’s Okay」、同年10月に発売した7thミニアルバムのタイトル曲「家に帰る道」、今年3月に発売した8thミニアルバムのタイトル曲「春の日の記憶」まで、“バラードアイドル”として存在感をアピールしてきた彼らが、ダンスタイトル曲を前面に出した。「I’ll be your man」はロックサウンドの要素が結びついたトラップダンス曲だ。
もちろん変身も通じた。彼らは今まで一番激しかった11月の音源チャートでアルバムタイトル曲と収録曲を上位圏にランクインさせて善戦を見せた。タイトル曲は5つの音源チャートで1位に上がった。これと関連してチャンソプは「予想は全くしなかった。音源公開後に1位になるなんで夢にも思わなかった。イルフンだけが僕に『兄さん1位になれるよ』と言った。ところが本当に1位になったとても驚いた」という感想を伝えた。イルフンは「ただ良い予感がした。アルバムを準備するとエネルギーが感じられるが、今回もポジティブなエネルギーをたくさん感じた。それで兄さんにそう言った」と自信を見せた。
収録曲までも共に人気を得て“信じて聞くアイドル”という修飾語を得たことについてウングァンは「実はデビュー当初からそうなりたいとインタビュー度に話していた。それが夢でもあった。曲をリリースする度に少しずつ成長するような気持ちだ。収録曲もたくさん聴いて下さってありがたい」として感謝を示した。
歌謡界でBTOBは“大器晩成型”の代表だ。2012年にBEASTの弟グループとしてデビューした彼らは、ほぼ同じ時期にデビューしたボーイズグループと比較してそれほど良い序盤成績を残すことができなかった。ボーカルとラッパー、パフォーマンスの消化力どれも強みを持っていたにも関わらず大して注目を浴びることが出来なかった。
このような彼らがデビューから1,480日の今年4月、KBS2「ミュージックバンク」にて地上波歌番組で初めてトロフィーを手にした。集計結果によると、これはアイドルグループのなかで最長記録だった。メンバーはまず「満たされる」と口をそろえた。さらにミンヒョクは「圧倒的に長時間だそうだ。前例がなかった結果で、僕たちもとても驚いた。それだけ長い時間が流れたし、1位を取ることが難しかったということだが、僕たちも熱心に努力を重ね、ファンたちもずっと待ってくれたおかげで得られた成果なのでとても満たされる」と付け加えた。
それでも彼らの最終目標が音楽放送1位ではなかった。相変らず叶えたい夢が多く、これに向かって走り続けている。
最も近い目標にウングァンは「また破りたい記録が“魔の5年”と“魔の7年”」としながら「そのようなジンクスを破って成長したい。今が5年目で数ヶ月後にはデビュー5周年だが、僕の目算では“魔の5年”は破れると思う」と強調した。引き続きウングァンは「1位になれなくても変身する姿を見せようと考えた。今後も多くのファンの欲求を解消できる方向へ活動するつもりで、そうすれば多くの方々に喜んで頂けないだろうかと思う。そしてリーダーとして望むことがあるとすれば、ソロ活動を皆同じように行ってメンバー一人ひとりの個性が光れば嬉しい」という願いを伝えた。
ヒョンシクは「今回は本当にファンのためにダンス曲をした。アルバムを作るたびにメンバーの参加度がますます高くなって、完成度も高まるようで嬉しい。(このような僕たちの音楽を)好きでいてくれるファンたちのために海外活動をさらにたくさんしたい」という目標を立てた。
確実な目標を持つだけに夢見る未来も明確だった。チャンソプは「BTOBは今後しっかり着実に一段階ずつ登る。離れないだろう」と確信した。
ミンヒョクは「年月が積もるからといって変わるものは特にないようだ。毎瞬間良い音楽をお聴かせしようというのが常に僕たちの目標だ。相変らずそのような心がけ、初心を失わずにいる」とした。
“ビーグルアイドル”らしい一面は最後に登場した。ソンジェは「それでお金持ちになったらいいな」と笑ってみせた後「大変だけど、これからがスタートだと思う」と意思を確かめ合った。