Apink、今彼女たちを最もドキドキさせるのは?

「私がドキドキできるように」で歌謡ファンたちの心をドキドキさせたApink。今、Apinkを最もドキドキさせるものは何か。
まずソン・ナウンは「ステージに立ちながらファンたちを会えるのがドキドキする。ファンたちの応援コールと叫び声を聞けば本当にドキドキする。疲れた私が頑張れる原動力」としながら感謝を伝えた。
パク・チョロンは「ファンと会うことにときめく。ファンに会うことほど、力が湧いて楽しいことはないと思う。これは本心」と強調した。
オ・ハヨンも「ファンたちとコミュニケーションを取り、向かい合って交感すること」がドキドキすることであり、「今回の活動をしてささやかな事の大切さをもっと感じられるようになった」と振り返った。
チョン・ウンジは「活動をする時はテレビのステージをしてファンと会う時が最もドキドキする。ステージを準備したやりがいを感じる時間だ」と話した。引き続き「個人的にささやかなときめき時間は、スケジュールが終わって軽くチキンを食べてビールを1杯飲む時だ。あの気持ちは本当に」という願いを付け加えて笑いを誘った。
ユン・ボミは「私は既に次のアルバムにドキドキしている。今回の活動によって久しぶりにファンと良い時間も過ごせてとても幸せだったから、もう次のアルバム準備にときめいている」と語り、キム・ナムジュは「音楽!良い音楽を聴けば常にときめいて、いつも新鮮」だと熱情的な姿を見せた。
Apinkは“清純アイドル”の代名詞だ。2011年にデビューしてすでに6年目になった彼女たちは、清純ながらも溌刺とした“少女”のイメージを前面に出して人気を得てきた。
このような彼女たちが先月26日に発売した3rdフルアルバム『Pink Revolution』を通じて変化した。“ピンクポップ”というジャンルに挑戦、様々なカラーを表わした。特に“成熟した姿”を見せるための努力がアルバムのあちこちに含まれた。
リーダーのパク・チョロンは「いつもアルバムをリリースするたびに、どんな姿をお見せすれば良いのか悩む。それでタイトル曲だけでなく収録曲でも様々なジャンルの曲をしてみたい気持ちと欲が常にあった。それで今回はいつもしてきた感じの音楽も良いが、もう少し成熟して多様なカラーの音楽をしてみたかった」と語ってアルバムの全体的な方向を説明した。
音楽的に成長したという点では肯定的な評価が伴った。しかしINFINITE、GOT7などをはじめパク・ヒョシン、B1A4のサンドゥルなど強力なファンを持つアイドルと、音源で人気を見せてきた歌手がほぼ同時期にカムバックの便りを伝えて激しい競争を行わなければならなかった。
成績に対してウンジは「前よりは物足りなさがたくさん残る活動だったかもしれない。しかし私たちが今後さらに様々な音楽ができる良いステップになれた活動になったようで満足している。あれこれ音楽を試みて様々な姿をお見せしたい」と話した。
満足できない成績だったが、それでもApinkはApinkだった。活動中はずっとメンバーひとりひとりが持つ魅力を遺憾なく表わしてファンたちとコミュニケーションを取ったし、肯定的な反応を引き出した。特に“チームワーク”に対する称賛が続いた。隔たりなく楽しめる関係ながらもお互いを尊重するようだという反応だった。
ユン・ボミは「もちろん私たちも意見がぶつかる時がある。お互いに空しい点ができる時もある」と暗示した後「それでもずっと閉じ込めて溜めこむと余計なことに空しさを感じて、お互いを違う視線で見るしかなかった。それで私たちは会話を本当にたくさんしようと努力した。2人でも、3人でも、6人でもみんな同じく集まって常に対話をたくさんして、お互いの違いを理解しようと努力するようだ。そしていつも話す。『喧嘩してもいっそ顔を合わせて全て話して解消しよう!』」と強調した。
どうなろうとApinkは最近「私がドキドキできるように」の公式活動を終えた。1年2ヶ月という比較的長い空白期を経た後カムバックだっただけに、ファンとコミュニケーションを取れる時間で活動期間をぎゅっと満たした。
ソン・ナウンは「比較的空白が長かった。ところが事実上、テレビに出る期間はいつも短いようで残念だ。歌番組の活動などは終わったが、今後Apinkとして一人ひとりとして様々な活動をしたい。実は正確な計画はまだないが、多くの機会を作って挑戦してみたい」という願いを表わした。
多くのアイドルグループがひしめく中、中堅ゾーンに入り込んだApink。“6年目”という数字は、たくさん考えさせる数字だった。もちろんApinkは特別な問題や不仲などはなくこの時期を迎えたが、最近長く活動しているアイドルが“脱退”や“解散”を選択する事が多くなってApinkの未来にも視線が集まっている。
パク・チョロンは「年数だけ見ればかなり経ったグループのようだが、まだ私たちはやってことがない音楽や、やったことがない活動がとても多い。だからもう少しずつさらに堂々と挑戦できる位置になったのではないだろうか」とApinkの未来を“晴れる”と見通した。