イ・ジヌクを告訴したAさん、偽証を自白

俳優イ・ジヌクが身の潔白を示した。告訴人Aさんが虚偽の告訴を認めたのだ。イ・ジヌクは性暴行疑惑が晴れ、Aさんは誣告罪(虚偽申告罪)で処罰を受ける展望だ。
Aさんが警察の追加調査で性暴行関連の陳述を翻した。「事件当日、強制ではなかった」と明らかにした。イ・ジヌクに対する告訴もやはり虚偽であることを認めた。
江南(カンナム)水西(スソ)警察署はAさんを相手に4回目の召還調査を進めた。警察は捜査の過程で新たになった事実関係を集中的に追及した。Aさんは第4次調査で結局偽りを認めた。自身の陳述が偽りであることを告白し、「イ・ジヌクとの関係においていかなる強制性もなかった」と自白した。
Aさんは今月14日午後、イ・ジヌクを性暴行容疑で告訴した。「ワンルームでレイプされた」と主張したのだ。当日身に着けていた下着と全治2週間の傷害診断書も提出した。しかし該当の証拠はAさんの陳述を後押しできなかった。警察の検査結果もまたAさんの証言とは食い違い、かえってイ・ジヌクが明らかにした事件当日の陳述と一致した。
警察はこれに対しAさんを再び呼んで事実の有無を再度確認した。Aさんはこの過程で自身の嘘を認めた。イ・ジヌクに対する告訴もやはり虚偽だったことを自白した。
水西警察署の関係者は「イ・ジヌクは性暴行容疑が晴れた。Aさんは誣告罪が認められる。拘束令状請求を検討中だ」と話した。
警察は今後Aさんの動機を追加捜査する。金銭的な目的などがあるのか調査する予定だ。通信記録などを基に協力者(共犯)の有無も確認する計画だ。