「“ガールクラッシュ”の魅力を吹きだして視聴者が興味を持ったようだ」

20代女優不足で芸能関係者が悲鳴を上げている中で、今年26歳のパク・シネの活躍が独歩的だ。SBS月火ドラマ『ドクターズ』の女優パク・シネの活躍が続いている。2013年から4年間、ずっと成功し続けている。人気のトップスターでも絶対に容易ではない成績だ。
「今回は失敗するタイミングだと考えました。どうして毎度うまくいくことができましょうか。それで失敗を覚悟したし、うまく行かなくても失望し過ぎないようしようと言いました」、“失敗”を予想したという所属事務所の告白だ。しかし結果は大成功だ。
◇『となりの美男<イケメン>』『相続者たち』『ピノキオ』に続き『ドクターズ』まで
パク・シネが主人公を引き受けてヒット作の行進を始めたのは2013年だ。
tvN『となりの美男<イケメン>』とSBS『相続者たち』が並んで同年大ヒットした。引き続き2014年にSBS『ピノキオ』を成功させた彼女は、再び現在『ドクターズ』で人気を得ている。もちろんその前にも2009年にチャン・グンソクと共演されたSBS『美男<イケメン>ですね』が韓国より海外でヒットして“突然”韓流スターになった彼女だがまだ幼かった。続けてリリースした映画『シラノ恋愛操作団』(2010)とMBC『オレのことスキでしょ。』(2011)で可能性を見せたが、行く道は遠く見えた。
そのような彼女が23歳になった2013年から作品の責任を負うべきヒロインとしての姿を見せて、キャスティング優先順位1位にのぼった。2013年は子役出身である彼女がデビュー10年目を迎えた年でもある。10年の経験を基に同年代の中で早々と最強の演技力を兼ね備えたパク・シネは、この時から20代に入り込んだ女優が日々成長していく姿を魅力的にアピールした。
『となりの美男<イケメン>』の終了直後、「子役のイメージを脱ごうと努力せず、かろうじて自分の年に合うように少しずつ成長して行ったと思う。今は少女と淑女の境界で、淑女へ成長する段階」と話したパク・シネは3年が過ぎた現在どんな姿も似合う美しいお嬢さんになった。
『となりの美男<イケメン>』の引きこもりコ・ドンミ、『相続者たち』のキャンディ型女子高生チャ・ウンサン、『ピノキオ』の嘘をつけばしゃっくりが出てしまう熱血記者チェ・イナを相次いで演じたパク・シネの姿は美しく、頼もしく見えた。
◇“タフなお姉さん”として帰ってきたパク・シネ…イメージ変身で成功神話を継続
『ドクターズ』の第1話でパク・シネが見せた姿は見慣れなかった。
とても痩せたうえに喧嘩慣れしたアクションを披露したためだ。今まで維持してきた、綿毛のようにふわふわした清純な少女のイメージを一気に捨て去った選択にぎこちなさと失望感を吐露する声も出た。
しかし話数が進む度にパク・シネは全ての論議を演技力で克服し、元々アクションがよく似合う“タフなお姉さん”の姿を自然に描き出している。
所属事務所は「去る3年失敗したドラマが無く全てうまくいったので、今回は不安だったのが事実」としながら「1回くらいは滅びるタイミングだと周辺でも話したし、私たちもいつも成功ばかりはできないと考えた」と吐露した。引き続き「それで次回作を選んで失敗しても、格好良く失敗しようという考えで『ドクターズ』を選んだ」と裏話を聞かせた。
パク・シネが『ドクターズ』を選択したのは、当初の題名が『女極道 ヘジョン』だったこのドラマの主人公ヘジョンが受動的な女性像ではない、積極的な女性像を見せるためだった。男に頼らずに運命を切り開いていくのはもちろん、今までパク・シネが見せなかった“一発お見舞いする”キャラクターという点が良かった。その判断は功を奏した。種格闘技選手のようにハイキックとアッパーカットを飛ばし、ヤクザと16対1の喧嘩をするヘジョンの姿は大胆で新鮮だ。
医師として優れた実力を備えた点だけでも注目する点だが、ヘジョンは手術室の外で刃物持った暴漢との激闘も恐れずスパイスが効いた姿を見せた。メローの相手役であるキム・レウォンとの出会いでは背負投げをしたのは、イメージ変身に対するパク・シネの宣言だった。SBSのドラマ本部長は「ヒロインのヘジョンが柔弱で純真なキャラクターではなく、最近の言葉で“ガールクラッシュ”(女性が憧れる魅力的な女性)の魅力を吹きだして視聴者が興味を持ったようだ」と説明した。
このようにパク・シネは適切な時期の変身で“1回ぐらい滅びるタイミング”を押し退けて成功神話を継続することになった。
◇誰とも似合うメロー呼吸
連続ヒット街道を走っているパク・シネがソン・ヘギョのバトンを繋ぐ人材になった。
パク・シネはチャン・グンソク、イ・ミンホ、イ・ジョンソク、ジョン・ヨンファ、ユン・シユンなど3,4歳違いの俳優に続き、『ドクターズ』で9歳差のキム・レウォンともぎこちなさを一切感じさせない滑らかな演技を作り出している。年齢差が視聴者に違和感を与える可能性もあったが、パク・シネはありのままの姿でキム・レウォンと“あつあつな”ロマンスを演出する。誰とペアを組んでも水のように相手に溶け込んで、毎回最上の相乗効果を引き出している。
所属事務所は「今回のドラマを通じて、パク・シネが誰とも似合う相乗効果を発散するということが再び証明されたようだ」と強調した。