ソロとしても“国民アイドル”の底力を維持できるのか
011

ガールズグループ少女時代の元メンバージェシカが新しい所属事務所に移籍し、韓国活動復帰秒読みに入った。少女時代脱退後、まだ韓国では特別な活動をしてこなかったため、ジェシカがどんな姿でソロ活動を始動するのか注目を浴びている状態だ。

ジェシカは昨年9月SMエンタテインメントと決別してから、在米韓国人の事業家タイラー・クォンが代表であるCoridelエンターテインメントと専属契約を締結した。Coridelは先月29日、報道資料を通じて「ジェシカの今後のソロ活動だけでなく、ファッション事業などに支援を惜しまない」と明らかにした。

ジェシカの韓国活動復帰の中で断然注目されるのはやはり歌手活動だ。ジェシカは少女時代で独特な声をもつボーカルとして愛されてきた。2014年に発表した少女時代のアルバム『Mr.Mr.』の活動を最後に、韓国では歌手としてステージに立つ姿を見られなかった。ドラマOSTなどを通してソロ曲も発表しただけに、ソロ歌手ジェシカの活動が期待される。

特にジェシカは昨年末から今年の初めまで粘り強く新しいアルバム作業を進めた。すでに数曲のレコーディングを終え、内部的にアルバム発売時期を協議中だと明らかになり、カムバックが差し迫ったことがわかる。もちろんミュージカルや女優として活動することができる。あまりにも広範囲な活動をしてきたので、ソロ歌手やファッション事業家だけでなく女優、ミュージカル女優としてのジェシカの姿も期待に値する。

ただしジェシカの韓国活動がどれほど困難を極めるかは簡単には言い表せない部分だ。ジェシカは中国で少女時代のメンバー中で絶大な人気を誇るメンバーだった。中国ではすでに強固なファン層を持ち、事業家でも歌手でも成功するしかない条件がそろっているというのが関係者たちの展望だ。

反面韓国ではジェシカにとって最も重要なタイトルは明らかに少女時代だった。ソロ活動で演技をしたりミュージカルのステージに上がったこともあるが、歌手としての成功の可能性は未知数だ。今年でデビュー10年目だが、ソロ歌手ジェシカの姿を見せたことは殆どないので、負担感は大きくならざるを得ない。

事実、ジェシカの韓国活動復帰の便りが伝えられた後、少女時代ではないソロ歌手ジェシカに対する疑問を表わす反応も多くある。韓国では1年以上もステージよりファッション事業家として姿を見せてきたので、簡単に成功予測はできない。ジェシカが少女時代から脱退する過程で生じた雑音や一度熱愛説を強く否定したタイラー・クォンと手を握ったことなど、イメージ回復にも努力する必要があるという意見も聞こえる。特に少女時代脱退はファンたちに“裏切り”のイメージで刻印された。
少女時代ではない、ただのジェシカ。約1年ぶりに韓国の芸能活動復帰を控えている彼女が、ソロとしても“国民アイドル”の底力を維持できるのか成り行きが注目される。