「演技生活と韓国活動も積極的に広げ、俳優としての自尊心も回復したい」
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またひとりの俳優が美術作品と恋に落ちた。アジアの元祖プリンスチャン・グンソクがその主人公だ。
昨年初めの脱税疑惑以降、大衆の前に姿を表わさなかった彼が「ファン・ゴッホ・インサイド~光と音楽の祝祭展」の公式イベントに広報大使として参加し、熱い関心を集めた。普段から優れたファッション感覚を誇る彼らしく、ブラックのコートとロングブーツ、グレーのフェドラハットで着飾ったチャン・グンソクは、取材陣にゴッホに対する見識の広さと愛情を表わして「普段からゴッホ兄さんと呼ぶほど好きなアーティストの作品世界を知らせる役割を受け持って光栄だ」と感想を明らかにした。

「俳優や歌手、どちらか一種類の分野だけに固執せず、大衆を相手に総合芸術をする人間として、ゴッホという画家の覇気、絶え間ない執着、熱望を慕ってきました。最も尊敬するアーティストの作品世界を知らせる機会を与えていただけるというので、すぐに買ってでました。模様だけの広報大使ではなく、色々な媒体やSNSを通じて国内外に展示を知らせて美術に対するハードルを下げるよう力を加えたいです。」

チャン・グンソクは昨年1月に突然浮上した脱税疑惑で世論から袋叩きにされた。そのために昨年自分の意志半分、他意半分で活動を休止した彼は、その間学校生活に熱中した。

「幼い頃に芸能界へ飛び込んで、今まで本当に多くのことを体験しました。良いこともあったし忘れてしまいたい仕事もありました。ところがどんな状況でも挫折しなかったのは、いつも暖かな関心と激励で勇気を奮いたたせてくれた方々がいらっしゃったからです。私が「ファン・ゴッホ展」の広報大使としてこの席に出てくることになったのも、2016年最初のボタンをうまくかけられるように多くの方々が助けて下さったおかげでしょう(笑)。」

今年チャン・グンソクは韓国の年齢で30歳になった。新しいスタートは期待感とときめきで希望を謳わせるが、恐れを抱いたりもする。昨年、生涯最も辛い時間を過ごして、もう30代の出発地点上に立つ彼の心情も違うことはないだろう。
「20代は前だけ見て駆け抜けたとすれば、30代は過ぎた時間を省察して周囲を振り返る余裕が欲しいです。今まで粗雑にした演技生活と韓国活動も積極的に広げて、俳優としての自尊心も回復したいです。もう少し広いステージへ進出したいという夢も持っています。」

彼の2016年の計画はすでにぎっしりと満たされている。今年前半期にドラマで3年ぶりにテレビ劇場へ復帰し、2学期残った大学院の勉強も終える予定だ。また、今年はチャン・グンソク財団を設立し、母校と救護団体などに巨額を寄付してきた今までの慈善活動をより一層体系的に拡大していくという壮大な計画も立てている。

5年前から財団設立計画をじっくり準備してきた彼は、「財団を通じて、経済的に苦しい学生と災害で苦境に立たされた人々、生活苦に苦しめられる仲間、先輩、後輩を後援して、積極的に分かち合いながら生きる」という素晴らしい意志を最近某メディアを通じて明らかにした。大変な時間を過ごしただけに、世の中を眺める視線が一層深く広くなったチャン・グンソク。彼の美しい夢が新年に叶い、真のアジアのプリンスへ成長することを応援する。