ツウィだけの問題を越えて、JYPボイコットの動きまで起きている?
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中国ガールズグループTWICEの台湾出身メンバーツウィ(17)が韓国バラエティ番組で台湾国旗を振って中国で浮上した“政治色論議”が一波万波で大きくなっている。“台湾独立運動者”という論議に包まれたツウィと同じ所属事務所JYPエンターテインメント所属歌手の現地活動にまでブレーキがかかった。

今月14日、中国へ出国した2PMメンバーニックンは、15日に中国無限中央文化地区で進行される某イベントに参加する予定だったが、参加することができなかった。イベント主催側は中国のSNSサービスであるウェイボーに「ニックンが参加するイベントは不便が予想されるため取り消した」と知らせた。

ニックンに引き続き2PMの予定された中国スケジュールも失敗に終わった。2PMは今月20日、北京で開かれる韓国観光の年開幕式イベントに参加する計画だったがこれを諦めた。JYP側は「(ツウィ騒動で)現場の雰囲気が不明瞭のため、イベント主催側と相談してイベントに参加しないことにした」と語った。

中国で浮上したツウィの“政治色論議”は広告にまで支障を来した。LGユープラスは昨年12月に“ツウィフォン”としてリリースされた中国産スマートフォン“Y6”に対し、韓国内で使用されていたツウィの広告を暫定的に中断することにした。LGユープラス関係者は「モデル契約は維持するが、中国内の否定的な世論でオンラインの広告を暫定的に中断した」と話した。TWICEが広報グラビアをとった化粧品ブランドinnisfreeも今月15日、中国ウェイボーに「ツウィは公式モデルではない」という立場を表明した。

ツウィは昨年11月、インターネットで生中継されたMBCバラエティ番組「マイ・リトル・テレビジョン」の収録で台湾の国旗を振り、中国で激しい非難に包まれた。中国の作曲家ホアン・アン(黄安) は、「ツウィが台湾独立運動を支持している」とツウィの行動を問題視した後、台湾独立を反対する中国ネチズンの反発を買って現地で非難の世論があふれた。論議が大きくなると、すぐにJYPは「ツウィの中国活動を中断する」と明らかにした後、13日と14日の2度にかけて謝罪声明を出して論議の鎮火に出たが、非難はなかなか収まらずにいる。

ツウィだけの問題を越えて、JYPボイコットの動きまで起きているというのが、中国に精通した歌謡関係者たちの話だ。16日に台湾で行われた総統・立法委員(国会議員)の同時選挙とかみ合わさって論議がさらに大きくなったためだ。台湾与党である国民党はFacebookに“ツウィを支持する”というコメントを載せて、ツウィの政治色論議に油を注いだ。JYPは先立って「ツウィはひとつの中国という原則を理解し、尊重している」という声明を出した。