「動物という存在に対する認識を変えられる良い作品」
俳優ユ・スンホが復帰に成功した。
今月24日午後、ケーブルチャンネルMBCエブリワン新ドラマ『想像猫』がスタートした。『想像猫』は猫と人間の同居を扱った韓国初の猫を素材にしたドラマだ。それぞれ違う傷を持つ男と猫が一緒に暮らしながら、お互いの痛みを癒していく話だ。特にユ・スンホが軍除隊後初めての復帰作に選択し、制作段階から大きな話題を集めた。2年ぶりのテレビ復帰でユ・スンホは初回から瑞々しい演技力を見せ、視聴者たちをひきつけた。
初回でユ・スンホと猫ポッキルの同居生活が描かれた。ユ・スンホはWeb漫画作家を夢見るジョンヒョンに扮し、猫と息ぴったりの名演技を披露した。ジョンヒョンは書店でアルバイトをしながらWebトゥーン作家を夢見る人物だが、仕事や恋愛など全て思い通りにならない辛い人生に疲れた人物だった。自身を待っているポッキルが大切な友だちであり心を開ける癒しそのものだった。
ユ・スンホは一筋縄ではいかない猫との演技も初回から上手く消化した。ポッキルとのお互いに向かった切ない関係をリアルに演じて2年間の空白を色あせさせた。
実際にユ・スンホは猫好きで有名だ。先立って初放送前に開かれた制作発表会でもユ・スンホは「猫、もっと大きく言って動物という存在に対する認識を変えられる良い作品だと考えた」と出演の契機を明らかにした。
特に「意味のあるメッセージを人々に伝えたかった。なぜならば動物をとても愛しているからだ」と話した。ユ・スンホの確約がそっくり溶け込んだ初回だった。