ドラマ、CM、音楽…全てに情熱を注ぐ男
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人気スターには数多くの修飾語がついて回るが、あえて“ガンジ”(=“カッコイイ”。日本語の“感じ”からきている)という単語がついたりはしない。しかしただひとりの例外スターがいる。ガンジという単語がニックネームの“ソガンジ”と呼ばれるソ・ジソブがその主人公だ。ハンサムな容姿はもちろん、男性美を兼ね備えたキャラクターで大衆から絶えず愛されている。

そんな彼がKBS『Oh my Venus』を通じて俳優復帰した。SBS『主君の太陽』以降、約2年ぶりのテレビドラマ復帰だ。1995年にモデルとしてデビューしたソ・ジソブは、2004年SBS『バリでの出来事』、KBS2『ごめん、愛してる』以後スターダムに上がり、現在も冷めない人気をアピールしている。
それならソ・ジソブのスター性はどの程度であり、どんな作品で最も光ったのだろうか。私たちが知らないソ・ジソブの本当の魅力を隅々まで暴いてみた。

◇人気…ドラマの成績表が代弁する
ソ・ジソブと言えば相変らず『ごめん、愛してる』『バリでの出来事』のシーンを思い起こすが、それだけ彼の影響力が相当なものだったことを推察させる。それなら、最近の出演作の成績はどうだろうか?ソ・ジソブは多くの作品に出演する俳優ではないが空白期間がそれほど長い訳ではなく、着実に1~2年ごとにテレビドラマに姿を表わして大衆とコミュニケーションを取ってきた。人気に比例して視聴率も悪くない。視聴率とソ・ジソブの魅力が比例した作品がまさにSBS『主君の太陽』だ。既存のイメージから抜け出したコミカルな演技はもちろん、相手俳優コン・ヒョジンと完璧に息を合わせて視聴者たちに面白味を与えた。最終回では視聴率20%を突破して有終の美を飾った。

◇「無限に挑戦」に出演=神の一手
ドラマや映画で縦横無尽に活躍したソ・ジソブの意外な魅力を発見したプログラムがMBCバラエティ「無限に挑戦」だ。2011年に放送された第260回「ソ・ジソブ ビギンズ」、第264回「ソ・ジソブリターンズ1」、第265回「ソ・ジソブリターンズ2」にわたり、何と3回も出演した。屈辱的な罰ゲームも拒まず、意外な天然の一面を表わして視聴者たちに親近感をアピールした。

◇信念があるラッパーソガンジ
ソ・ジソブを検証するのに彼の音楽は外せない。2008年にデジタルシングル「孤独な人生」でラッパーに変身した彼は、2008年に『愚かな愛』、2011年に『Pick Up Line』というアルバムを発売して着実に活動した。
何よりソ・ジソブが2012年に発売したアルバム『かんむり座』はまさに感性HIPHOPだった。フィーチャリングに参加した歌手のラインナップも豪華だった。Bobby Kim(ボビー・キム)やホガク、Mellow、ソプラノ歌手ハン・ギョンミなどと息を合わせた。2013年にリリースした2ndミニアルバム『6pm…Ground』では、ユナと美しいハーモニーを成し遂げた。

彼のHIPHOPへの愛情は相変らず現在進行形で、2014年には「18 Years」、今年には「So Ganzi」、「コーラ瓶BABY」のアルバムを発売した。たとえ話題にならなくても“自身が願うこと”を着実に行っているソ・ジソブの信念が、大衆により一層好感を与えている。

共同作業するHIPHOPの同僚とも熱い友情をアピールする。所属事務所51Kの関係者によれば、ソ・ジソブは1stアルバムの作曲家として紹介されたHIPHOPグループSOUL DIVEと親しいHIPHOPメイトとして厚い関係を維持していると明らかになった。

◇広告界も一手に引き受けるソ・ジソブ!
厚いファン層がソ・ジソブの人気を立証するようにCM出演数ももの凄い。2004年にCASPI CONUSのモデルとして初めてCMを撮った彼は、2005年に合計2本のブランドの顔になった。2007年に軍を除隊し、2008年にはCM界の熱いラブコールを受け、何と7本のブランドのモデルになった。
引き続き2009年には合計5本、2010年には8本のブランドのモデルに出た。2011年にも8本のブランドの広告モデルを務め、2012年には5本のCMを撮った。2013年には合計4本のブランドの顔で、2014年には何と9本もモデルとして活動した。
これほどになれば“CMキング”というニックネームがつきそうなくらいブランドパワーをアピールしているソ・ジソブは、『Oh my Venus』の出演と共に広告主の絶え間ないラブコールを受けると予想される。

◇ソ・ジソブ、このままで
演技でも音楽でも自身が願う目標を成し遂げるためにいつも情熱を注ぐソ・ジソブだ。作品を選択する時も慎重を期して、演技力をバッシングされたこともなかった。
それと共に「無限に挑戦」で見せてくれた人間味とHIPHOPに向かった絶え間ない愛情と信念は“人間ソ・ジソブ”の魅力を加える要素のひとつだ。もうすぐ不惑の年齢が近づくにも関わらず、一様に素敵なヴァンパイアのような容姿と男性的で正統派のイメージもやはり粘り強い人気の要因だ。
ただし残念な点は映画集客数の成績だ。ソ・ジソブのスクリーン活躍をもう少し期待したい。“ソガンジ”というニックネームぐらい“信じて観られる俳優”という修飾語が映画出演作にも伴うことを願う。