「花様年華part 1」を終えてpart 2を準備中である彼らにインタビュー
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人生で最も美しく幸せな青春時代という意味の“花様年華”を、情熱溢れる汗を流しながら駆け抜けている防弾少年団。2013年にデビューして10代の夢、幸せ、愛を描いた“学校3部作”を歌った少年が、いつの間にか青年へと成長して20代の青春を代弁している。今後、防弾少年団が聴かせる青春の話は何だろうか。「花様年華part 1」を終えてpart 2を準備中である彼らに尋ねた。

★RAP MONSTER

Qあるインタビューで防弾少年団が追求する音楽は青春だと話した。現在RAP MONSTERの青春はどうなのか。曇りなのか晴れなのか。
▲晴れたり曇ったりする。砂漠と海の真ん中に立っているような感じ?ある日には砂漠にいながらも、ある瞬間青い海にいるようだ。その時によってころころ変わる。

Qデビュー初めは学校について歌い、今年は青春を歌った。では今後、防弾少年団の音楽にどんな変化があるだろうか。
▲時間が過ぎて僕たちがする音楽も変わるのではないだろうか。確実なことは僕たちと似た年齢層の友のために音楽を作るということだ。2年前は学校の事を話したし、今年は青春を歌った。決めたものはないが、僕たちの歌を聴く人の話を代弁したい。

Q一部のラッパーは人をディスったり(=批判したり)、無慈悲な悪口でHIPHOPを表現したりする。その文化に慣れない人々はそれが時々不快な時がある。なぜそこまでするのか理解もできない。
▲HIPHOP文化は、他の見方をすれば開放的に見えるが、別の見方をすれば自分たちだけが理解できる閉鎖的な指向を持っていたりもする。そこから出る乱暴な言葉はかなり以前から維持されてきたHIPHOPだけの特性だ。一般の大衆がそういう彼らの文化を尊重しなければならない部分もあるが、悪い単語を乱用するのは良くないと思う。

★V

Q“V”という芸名が独特だ。何か意味があるのか。
▲もともと候補が3つあった。シス、レックス、ブイの中からひとつ選ばなければならなかったが、Vが一番良いように思えたのでブイに決めた。ところで会社から一文字の方がより良くないかと言われてVになった。まだ僕の名前に慣れていない。ハハハ。

Q他のアイドルと比較した時、防弾少年団だけが持つ強みは何か。
▲変わり者ばかりだ。でも宿舎の中だけで。宿舎での自由な姿がとても面白い。特にJUNG KOOKが。彼に勝つ人はない。越えられない壁だ。存在自体も面白いが、用意されたギャグで僕たちをいつも笑わせてくれる。

Qメンバー7人が生活をして、活動して、そして毎日音楽まで作るのにトラブルはないのか。
▲本当に24時間、1分も離れず1日中一緒に過ごす。互いによく分かっているので今はもう喧嘩しない。でもずっと同じ顔ばかり見ているので、見知らぬ人の顔が見たい。ハハハ。世間自体が井の中なのに、毎日同じ人の顔だけ見ているとさらに深い井戸にいる感じだ。(笑)

Qメンバーごとに個性がはっきりしているが、宿舎でも各自の役割があるようだ。
▲まずJIN兄さんはママみたいだ。料理も上手いし、スマートで、整理整頓も上手い。メンバーの事もよく見て気を使ってくれる。SUGA兄さんはパパみたいに宿舎で故障した物をよく直してくれる。電灯、トイレの便器とか。RAP MONSTER兄さんは本当に兄のようだ。毎日何でそこまで壊れるのか、本当におもしろい兄さんだ。J-HOPE兄さんはすごくおしゃべりで姉さんのようだ。JUNG KOOKとJIMINはいたずらっ子の末っ子みたいだ。

★SUGA

Q唯一デビュー当初から自我省察や社会問題に関する歌詞を多く書いた。特別な理由でもあるのか。
▲曲作りをしながら、いつもメッセージを込めたかった。単発で終わるよりも中身がなければならないと考えた。人々も僕の歌詞を聴いて色々考えてくれれば嬉しいし。歌手活動をして社会経験を送るのは難しいので、時間が出来るたびにニュースや時事番組を熱心に視聴している。歌詞を書く時も僕たちの歌を最も多く聞く年齢層の目線に合わせて、社会問題を簡単に解こうと思う。

Q防弾少年団で“無気力”を受け持っていたというが、どうして、わざわざ無気力なのか。
▲ステージの上でも曲作りをする時も最も活気づく。一番上手にできるのがこれしかないから。仕事をする時に全エネルギーを注ぐ。ファンたち会って、番組に出演して、音楽をする時が最も楽しくて自信が湧く。

Q恋愛という感情にも無気力なのか。
▲何が何でも恋愛すべきだとは思わない。今は仕事をするほうがもっと良い。正直に言ってソウルに知人もあまりいない。人に会うのも別に好きではないし。僕が個人的に成し遂げたいものが多くて、それを全て達成するまで恋愛しないつもりだ。それで恋愛系の歌詞も恋愛する友人の悩み相談を受けてインスピレーションを得る。今のところはそれで充分だ。

★J-HOPE
Q11ヶ月ほど海外のあちこちを回ってコンサート、ファンミーティングを終えた。記憶に残るエピソードがあれば聞かせて欲しい。
▲言語の違いのため問題になったエピソードが多い。ハハハ。英語が出来ないからホテルでルームサービスを頼む時に思わず韓国語が飛び出してしまった。そのたびに冷や汗をかいた。でも従業員の方々がなぜか理解してくれて驚いた。一度はストロベリアイスクリームを欲しいと言わないといけないのに、思わずイチゴアイスクリームと言ってしまった。ところが本当にイチゴアイスクリームがきた。いつも注文しても僕たちが何を頼んだのか分からない。だから着信音が鳴ると緊張する。プハハハハ。この前はソーセージを注文したが、ステーキがきたよ。(笑)

Q曲に対するインスピレーションはいつどのように受けるタイプか。
▲僕が体験した事から作ろうとする。ところが環境が環境であるだけに、世間で体験することがあまりない。それで映画を観たり本を読もうとするが、本はあまり読めない。父が文学の先生なので「本がうまく読めない」と打ち明けると、他の事をせずに集中して読んでみろと助言してくれた。

Q J-HOPEが考える防弾少年団の位置はどのあたりまで来たと思うか。
▲まだまだ道のりはほど遠い。大衆から愛されるためには、もっと良いヒット曲もなければダメだと思う。ファンの愛はとても感謝するが、まだ大衆には全然受け入れられていない。

Qニックネームが希望だと聞いた。“希望”とは、映画『インサイド・ヘッド』のキャラクターであるヨロコビ、カナシミと同じ概念か?
▲昔から希望というニックネームを自らアピールした。実際の性格も明るい。僕の名前もホープ、英語でHOPEなのでそのイメージを固めたかった。デビュー前にストリートダンサーをしていたが、その時のニックネームもスマイル・ホヤだった。ハハハ。