深刻になる告訴合戦
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歌手兼俳優キム・ヒョンジュンと元交際相手A氏の問題が泥沼化する中で、暴行と流産の因果関係、今年妊娠したA氏の超音波写真提出の有無、代理人同士の名誉き損による相互告訴が重要な争点として浮び上がった。

【争点1】暴行と流産は何の関連もないのか
キム・ヒョンジュン側によると、現在までA氏側は暴行と流産の因果関係における明確な証拠を出せていない。A氏側は今月22日に開かれた第2回弁論準備期日で、キム・ヒョンジュンとA氏がやり取りした携帯メール内容を提出してA氏側の知人を証人として申請した。しかし、キム・ヒョンジュン側は、それが主張を後押しする十分な証拠にはならないと指摘している。キム・ヒョンジュンの弁護人は「昨年にA氏が妊娠していたという診断書と、暴行による流産の診断書を見せるよう要請したが、4週間の無月経診断書のみを提出した。確認の結果、昨年6月の流産の治療内訳もないことが明らかになった。彼女が主張する腹部への暴行診断書もない。腕のアザは本人の主張だ」と指摘した。
この日、A氏側は「男女間の言い争いについて、全てを明かすには難しい事情がある」とし、「当時の妊娠に関しては、携帯メールを通じてキム・ヒョンジュン氏が認めた。暴行と流産の関係性についても、キム・ヒョンジュン氏が東部地裁で受けた傷害罪の調査記録を見れば、全て出てくるだろう」と述べた。

【争点2】今年の妊娠の超音波写真をなぜ提出しないのか
キム・ヒョンジュン側は「A氏が『昨年12月20日に着床し、今年1月3日に妊娠検査薬で妊娠したことを確認した』としながら、キム・ヒョンジュンに16億ウォン(約1億7,000万円)を要求した後これを払わずにいると、A氏は民事訴訟を提起した」と説明した。これについてキム・ヒョンジュン側は、今年の妊娠の超音波写真を証拠として提出するよう要求した。しかしA氏側は裁判所に超音波写真を提出していない。その上、「当事者の両親と弁護人に超音波写真を渡した」と取材陣に主張した。これにキム・ヒョンジュン側は「ことしの妊娠診断書は確認したが、A氏が1月3日に妊娠を確認した事実が合っているのか、確実に確認できそのまま証拠となる超音波写真は確認されていない」と述べた。続けて今月22日には、裁判部にソウル峨山(アサン)病院に対する文書提出命令を申請した。裁判部はこの申請を受け入れた状況だ。

【争点3】代理人同士の相互告訴はどうなるのか
22日、A氏側はキム・ヒョンジュンの弁護人に刑事告訴をすると明らかにした。この日、A氏の弁護人は「A氏は6億ウォンという金額を話したことはない」とし、「6億ウォンという虚偽事実を主張したキム・ヒョンジュンの弁護人を名誉き損により刑事告訴すると明らかにした。これに対して、キム・ヒョンジュンの弁護人は「刑事告訴をすれば、昨年キム・ヒョンジュンに対して虚偽の主張をしたことに対して反撃告訴する」として、代理人同士の激しい真実攻防を予告した。

キム・ヒョンジュンは2012年から約2年間交際したA氏との妊娠、流産、暴行を取り巻き、真実攻防を繰り広げている。A氏は昨年、暴行により流産したと主張してキム・ヒョンジュンを告訴したが、処罰は望んでいないとして取り下げた。その後、今年1月19日、ソウル東部地裁は傷害暴行致傷容疑でキム・ヒョンジュンに罰金500万ウォン(約53万円)の判決を下した。罰金刑で事件は終息したかに見られたが、A氏は精神的被害を理由に今年4月、キム・ヒョンジュンを相手に損害賠償請求訴訟を提起した。