MBLAQの熱い涙。結局、完全体は崩壊だった。

去る10月グループ解散説が浮上した。

メンバーイ・ジュンとチョンドゥンが所属事務所と専属契約が満了してグループを去るという噂だった。しかし、所属事務所とMBLAQは変わらない完全体を主張した。それにも関わらず5人のメンバーが涙を見せた。完全体としてのMBLAQの最後のコンサートとなることを知っていたからだろうか。

去る11月29日、30日、ソウルオリンピック公園内オリンピックホールでMBLAQの単独コンサート「2014 MBLAQ CURTAIN CALL」が開催された。昨年10月のメンバーイ・ジュンとチョンドゥンの所属事務所の契約満了で解散説に巻き込まれていたMBLAQは5人の完全体の姿を見せた。

MBLAQは巷に浮上した解散説を意識したかのように、公演中ずっと完全体を強調した。5人が一緒に撮った過去の写真を映像にし、デビューから今までの思い出のレパートリーを振り返った。

公演中盤、8ヶ月ぶりに発売した7thミニアルバム『冬』のタイトル曲「春・夏・秋そして…」を作ったメンバーG.O(ジオ)は「一日で歌詞を書いた。いい加減に書いたという意味にもなる」と冗談を言った。しかし、G.Oは「タイトルは、季節が繰り返されるから僕たちの縁も繰り返されるだろうと信じて書いた」と付け加えた。MBLAQの解散説を意識した発言だった。

また、コンサートのタイトルを「カーテンコール」と定めた理由についてMBLAQは、「グループの活動の第1幕をまとめてお見せする」と説明した。今となってはMBLAQの1幕を終えて、2幕を新しくスタートするという意味に解釈できる。

MBLAQは結局、解散手順を踏むことにしたことを認めた。リーダースンホをはじめとしてメンバー全員は、涙をこぼした。スンホが言葉をつなぐことができないためミルは「これは終わりではない。いろんな憶測が出てきてそんな風に見えるのが悲しかった。僕たちの口から話をしたかった。でも、敏感な部分なので言えなかった。このまま終わりではない。そう見えるだけだ。5人が集まって一つになる」と約束した。

しかし、ミルを除いた残りのメンバーは、MBLAQの解散を認め始めた。メンバーG.Oは「今日まで幸せだと思う。明日が来ないことを願う。感謝している」と急いで言葉を切った。メンバーイ・ジュンは話し始めることをためらった。しばらくしてイ・ジュンは「上手く話せない。公演序盤にも言いましたが、最初から好きでいて下さった方もいて、そうではない方もいる。とにかく今一堂に集まって一緒に楽しんで涙も流している。このような場を皆さんと居られて光栄だ」とあいさつした。

また、メンバーのチョンドゥンは「実は友達も家族も5年間応援するのは大変だった。でも皆さんには本当に多くの力を得た。皆さんは僕たちから多くのことを得たのかは分からない。過去5年の間に僕たちを見守ってくれてありがとう。これからも会うことができると願う」と涙声で話した。再度スンホは「今日だけは泣かないようにしようとした。でも皆さんの前に立ったら難しかった。これまで一緒に居てくださったファンの皆さん、本当に愛している」とコンサートを終えた。

16日イ・ジュンとチョンドゥンは法律代理人法務法人ヘソルを通じ、今後の活動について公式立場を明らかにした。「イ・ジュンとチョンドゥンは株式会社J.TUNE CAMPとの専属契約が去る11月末「カーテンコールコンサート」を最後に終了した。イ・ジュンは現在放映されているドラマ『ミスターバック』の撮影だけに集中して、チョンドゥンは当分の間、音楽の勉強にさらに邁進する計画だ」と、これ以上のMBLAQの活動に参加していないことを発表した。