少女時代−EXO−SUPER JUNIOR−f(x)、話題が尽きることがなかったSMエンターテイメントの2014年

K-POPブームを主導し、大韓民国のエンターテイメントを代表していたSMエンターテイメントにとって2014年は大変な1年だった。

所属事務所を代表していたグループが次々と完全体を壊し、その地位を揺るがした。しかし、新人グループRed Velvet(レッドベルベット)とSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバー、キュヒョンの善戦で2015年に期待を持たせた。

□訴訟、中断、離脱…縮小されたSM

昨年、メンバーの多いグループの地位に立っていたEXOは、5月に新しいアルバムでカムバックした。4月にはショーケースを開催したが、セウオル号事件のためすべてのスケジュールが停止した。1ヶ月後に活動を再開したEXOに予期せぬ試練が襲った。EXOの中国人メンバークリス(本名:呉亦凡)がチームを離脱したことだ。クリスは、法律代理人法務法人ハンギョル(韓結)を通してSMエンターテイメント(以下SM)に専属契約効力既存再確認訴訟を起こした。スケジュールのために中国を訪問したクリスは、その後韓国に帰って来なかった。

EXOは、予定通り単独コンサートを開き、11人に再編されたEXOの出発を発表した。しかし、10月には別の中国人メンバールハンもクリスと同じ動きを見せた。ルハンの場合、中国で強大なファン層を持っており、クリスの時と比べてより大きな衝撃をもたらした。クリス離脱後EXO内部の結束力はさらに強化されたという反応があったが、ルハンさえも出ていき、残留した2人の中国人メンバータオとレイに向けた視線は優しいものではなかった。

7月にはf(x)もメンバーの離脱によりグループが縮小された。メンバーソルリが健康上の理由により芸能活動停止の立場を宣言した。f(x)は、4人編成で活動し、ソルリはすべてのスケジュール日程から抜けた。しかし、自身が出演した映画『ファッション王』の広報プロモーションには参加し、ファンのひんしゅくを買った。

去る9月には少女時代のメンバージェシカが無断でグループから離脱する騒動を起こした。SMと少女時代の残りのメンバーにグループから脱退させられたと主張した。しかし、SMは「すでにジェシカが脱退の意思を明らかにした。独断的に事を進めた」と反論した。最終的に大韓民国の代表的なガールグループとして活動していた少女時代はジェシカ抜きの8人に縮小した。