チャ・スンウォン、親父騒動に口開く「僕の息子は心で産んだ子どもです」

俳優チャ・スンウオンがチャ・ノアの親父騒動と関連し、立場を明らかにした。

某芸能媒体は「チャ・スンウオンの息子チャ・ノアの父だと主張するある男性が、チャ・スンウオン夫婦を相手取り約1億ウオンの損害賠償を請求した」と報道した。報道が出てからチャ・スンウオンの所属事務所であるYGエンターテインメントには問い合わせが殺到し、今月6日午後、YGはチャ・スンウオンの立場を公式的に発表した。

「チャ・スンウオンさんは22年前に結婚し、当時、妻と離婚した元夫の間に生まれた3歳の息子もひとつの家族になりました。チャ・スンウオンさんはノアを心で産んだ自分の息子だと堅く信じており、今でもあの時の選択を後悔していません。」

チャ・スンウオンの立場を読み、多くの人々が胸を打たれたと思う。チャ・スンウオンは真の“愛”とは何か、どうしなければならないかを見せた。側近によれば、チャ・スンウオンは20年を越える時間チャ・ノアを育て、実子のように、いやそれ以上の愛情を注いだ。そのためチャ・スンウオンがチャ・ノアの父親ではないと疑ったことは一度もなかったという。

利己的な動機に従って動く世知辛い世の中で、チャ・スンウオンの打算のない無条件の愛は驚くべきものだ。日照りの中の恵みの雨のようにしっとりとした感動は、私たちの心を濡らしている。子どもを持つ女性を自身の配偶者に選択した器、その配偶者が産んだ子どもを自分の子どもに劣らず愛情を注いで育てた愛。彼は真実の愛の意味を知る人間だ。俳優として格好良い道を歩いてきたチャ・スンウオンは、このように素敵で偉い性格を持った公人であり夫、父だったのだ。しかしチャ・スンウオン個人の家庭事情が天下にさらされることにより、チャ・スンウオン本人はもちろん妻とチャ・ノアにもこの上なく大きな心の傷になることを考えれば、残念に思う気持ちを禁じ得ない。

このような事案はいっそ報道されなかったら良かっただろうという気がする。静かに訴訟が進行されて終了してくれればより良かったのではないだろうか。いくら芸能人の性と言っても、チャ・スンウオン本人だけの問題ではない家族の問題、それも単純な家族問題でない“出生の問題”と関連している事を考えれば、より一層そう思う。

「心で産んだ子ども」という言葉は小説やドラマで時々聞いたことがある。しかし普通の人々にとって、それはあくまでもフィクションの世界だからこそ可能な“純情”だと見なされた。韓国のような血縁中心社会で、そのような愛は言葉のように簡単ではない。しかしチャ・スンウオンは“純情な愛”“宝石のような愛”が現実でも可能だという事を、私たちに教えてくれた。感謝の心を伝え、チャ・スンウオンと家族がこれ以上傷つかないことを願うばかりだ。

すでに心に多くの傷を受けたが早くその傷が癒え、以前のように“愛があふれる暖かい家庭”になる事を願う。そうなることを両手合わせて祈り、応援する。

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