KARAヨンジ、“純粋の時代”

数多くの練習生と新人が1日に何度も浮かんでは消える歌謡界に、7年目のガールズグループでデビューを果たした練習生がいる。

アイドルを夢見るなら誰もが羨むひとつの席をめぐって7人の競争者が争った。見事その中で堂々とKARAのメンバーに抜擢されたヨンジ(20)。まだぎこちなくて下手な姿が、長い時間トップを守ってきたKARAにとって、かえって新鮮な活力を与えているようだ。練習生から7年目のガールズグループでデビューした彼女が、人生の“大ヒット”を放てるか見守るのもかなり良い面白味のようだ。

Q.7年目のガールズグループに加入するのは、良い点ばかりではないはずだ。

▲どうしても新人グループではないので、いち早く合わせなくてはいけない事が多いです。お姉さんに被害が及ばないように行動しなければならないというプレッシャーも大きいです。新人グループの場合、みんな一緒にスタートする立場なのでそういった点などを共有できると思いますが、私はとても至らなくてただ申し訳ないだけです。

Q.既存メンバーの態度で苦労しているのではないかと心配の声も上がっている。

▲そう思っても仕方ないと私も理解しますが、態度は全くきつくありません。あまりにも認知度が高いグループであり、お姉さんが熱心に努力して得た結果なので、もし私が適応できなかったらどうしようと周囲の方々もたくさん心配して下さいました。でも本当にお姉さんがよく面倒を見てくれます。出来るだけ教えようとしてくれるので、何かを尋ねたら熱心に教えてくれる有難いお姉さんたちです。

Q.では、最もよく面倒を見てくれるメンバーは誰?

▲3人全員違います。ギュリ姉さんは父のようです。いつも落ち着いていてグループの柱です。特に挨拶や礼儀を重視して、私が失礼をしないようによく教えてくれます。スンヨン姉さんは母のようです。この前、私にじんましんが出てしまい、スンヨン姉さんがそれを見てマネジャーにすぐに伝えてくれて病院に行ってきました。車に乗ってもどこに行くか分からなかったのですが、到着すると病院だったんです。マネジャーが「スンヨン姉さんが絶対に連れて行けと言った」と教えてくれました。感動的でした。ハラ姉さんは実の姉のようです。いつもクールで実の姉妹のように面倒を見て下さいます。特に撮影現場で、ポーズや表情を積極的に助けてくれるのでいつも感謝しています。

Q.もう練習生ではなく歌手だ。練習生という肩書きを脱いだばかりの先輩として、練習生の後輩にしたい話は?

▲練習生生活を送る時、RAINBOW先輩が浄水器の前に貼って下さった「夢を失わず、いつも最善を尽くそう」というメッセージを読んで、毎日気持ちを強くもちました。そのせいか、そういった格言や一言がどれほど大切なのかよく知っています。まだ練習生の印象が抜けきっていないKARAのメンバーですが、必ず伝えたい言葉は、「あまり欲張りすぎずに、適度に力を抜いて挑戦しなさい」です。欲を少し捨てると、見えなかったことも見えるし、それまで忘れて過ごしたものも振り替えることができるので、かえってうまく解決しました。皆さん頑張って持ちこたえてくれればいいですね。

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