歌手兼演技者キム・ヒョンジュンが交際相手から暴行疑惑で訴えられ､韓流スターのイメージにも少なくない打撃を受けることになった｡
アイドルグループSS501からスタートし､ドラマ『花より男子〜Boys Over Flowers〜』『イタズラなKiss〜Playful Kiss』『感激時代』などでアジアのスターに成長したキム・ヒョンジュンは､交際相手Aさんから暴行致傷および傷害疑惑で今月21日､訴えられた｡
ソウル市松坡(ソンパ)警察署によれば､キム・ヒョンジュンは5月末から7月中旬までソウル市蚕室洞(チャムシルトン)の自身のアパートでAさんを暴行した容疑がかけられている｡Aさんは｢2012年から交際したキム・ヒョンジュンと女性問題で争って暴行され､右あばら骨が折れた｣と全治6週間の診断書も共に提出した｡
キム・ヒョンジュンの所属事務所キーイーストは報道資料を通じて｢一度､体の小競り合いがあったことは事実だが､常習的な暴行ではない｣としながら｢暴行によるあばら骨骨折は､激しい言い争いで感情が高ぶって体の小競り合いもあったし､互いにむちゃをしてケガをしたもの｣と釈明した｡Aさんに対しても2012年から知り合ったが､交際が始まったのは最近の数ヶ月で､現在は恋人関係でもないと否認した｡
現在キム・ヒョンジュンは中国や日本などの地でワールドツアーを開催中だ｡海外での人気がますます高まり､最近日本の名古屋と中国・広州や北京､ペルー､メキシコなどの公演が追加された｡しかし今回の暴行事件で､今後のスケジュールに対する憂慮が大きくなっている｡
キム・ヒョンジュンはまだ容疑が確定していないが､“キメ細かくて優しいボーイフレンド”のイメージで人気を得てきただけに､女性を暴行したという非難は避けて通れないだろう｡さらにワールドツアーとは別個にドラマ『感激時代』PRイベントも中国で残っている状況で､ドラマ製作会社は非常事態に陥った｡現在､スケジュールなどを調整してプロモーションを進めようとしていた関係者は､事態の推移を見守っている｡
プロモーション関係者は｢イベントをこのまま進めるのか悩んでいる｡海外ファンは比較的､性スキャンダルや恋愛などに対しては寛大な方だが暴行事件は違う｡事件は一方的な主張だが､警察の調査結果により常習的な暴行が認められれば､イメージ損傷はもっと大きくなるだろう｣と話した｡
警察は近い将来キム・ヒョンジュンを被告訴人として呼び､調査を進める予定だ｡タイでワールドツアーを進行中のキム・ヒョンジュンは帰国後､適切な時期に警察の調査を受ける計画だ｡
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