T.O.P、俳優チェ・スンヒョンとしての意志

チェ・スンヒョンはアイドルグループBIGBANG(ビッグバン)のT.O.P(トップ)としてさらに有名だが、映画デビュー作『戦火の中へ』で百想芸術大賞男優新人賞、青龍映画賞男優新人賞を受賞した俳優でもある。

3年ぶりに映画『同窓生』で再び俳優になった彼は、音楽同様に演技にも自らに厳格なものさしを突きつけた。

映画公開を控えた先月30日、三清洞(サムチョンドン)で会った彼は同じ年頃の他のアイドル歌手のように、人気をさらに得るために柔らかなロマンスドラマに出演することはないと断固として話した。

「商業的にはドラマに多く出るのが正しいのではないかと考えられますが、僕はそのような考えはありません。実はよくあるメロー素材を避けてきた理由も、そのように見られるかと思って嫌だったからです。僕と同じ年頃がよく演じるありきたりな素材はしたくないと思います。」

幼い時から、いつも歌手を夢見た彼は偶然演技をすることになったが、少しも軽く考えたくないとも言った。

「かなり映画が好きでしたが、元々は音楽だけやりたくて俳優に対する夢はありませんでした。しかし『IRIS-アイリス』『戦火の中へ』に出演しながら、とても楽しんで出来ました。ところが『戦火の中へ』でいくつかの賞を受賞し、責任感が生まれました。やるならしっかり、真剣にやるべきだと思いました。」