EXO V.S. B.A.P、どのように人気になったのか

ボーイズグループEXOとB.A.Pは、とても“人気”だ。

昨年デビューし、今年デビュー2年目をむかえた2組のグループは、すでに人気アイドルグループとして認められている。これは国内外のアルバムおよび音源チャートを通じても如実にあらわれた。

2チームが人気になったのには理由がある。アイドルグループらしく優れていたビジュアルは基本だ。ここに自分たちだけの個性を生かした音楽まで加えて魅力を発散している。

音楽で注目される成果を上げているEXOとB.A.P.が人気になった背景と、今後の汎国民的なグループに成長するために必要な点などを調べた。

◆主な武器…EXO“新鮮な音楽”V.S. B.A.P“独歩的な音楽”

EXOといえば浮び上がるイメージがある。すぐに“独特の歌を歌うグループ”だ。今まで「オオカミと美女」「Growl」などをリリースしたEXOは、どこでも見たことも聞いたこともない特異な歌で大衆に近づいた。

グループ・アイデンティティは「Young & Urban」で、音楽的には所属事務所SMエンタテインメント特有のボーイズグループのアイデンティティを維持しながらも、EXOだけの洗練された雰囲気を与えるのが特徴だ。このような新鮮な音楽と調和を作り出した新しい次元のパワフルなダンスは、ファンタジー要素まで漂わせて、数多くの歌謡ファンの視線を捉えた。独創性はもちろん、強い中毒性まで兼ね備えた魅力的な曲は、新人に近いEXOの認知度を高めた主な要因だ。

B.A.PはHIPHOPジャンルを基盤とした独歩的な音楽色が主な武器だ。発表する曲ごとにHIPHOPの比重は違う。しかしHIPHOPというひとつの枠組み中で、エレクトロニックジャズロックなど、様々なジャンルを混ぜることがB.A.Pだけの音楽的特徴だ。追求するジャンルであるHIPHOPを通じて、メンバーはラップ、ボーカル、ダンスで魅力を発揮、他のグループとは明らかな差異点を作り出して、国内外ファンを確保している。